SIerは楽しく生き残るほかなし

本日、12月27日は弊社の年内最終営業日でした。

2018年はどんな1年でしたでしょうか。
ジョイゾーにとっての2018年は、新たなチャレンジの1年でもありました。

39万円の定額、2時間×3回の打ち合わせでシステムを納品するSIサービス
「システム39」と共に、kintone専門のSIerとして立ち上がったジョイゾー。
8年間、300社を超える企業様と一緒に、業務課題解決に向け歩んでまいりました。

SI事業を順調に伸ばしてきた弊社ですが、このたび2018年11月に、自社で企画・開発した
Webサービス「Joboco」の提供を開始、Webサービス事業を立ち上げました。

様々なメディアで記事にしていただき、「チャットボット」という文化が花開く
きっかけを作っていただけたこと、深く感謝いたします。

ジョイゾーのチャットボット作成サービス「Joboco」販売開始(TECH.ASCII.jp)

“LINE WORKS×kintone”連携のチャットbotをノーコーディング作成できる「Joboco」
ジョイゾーが販売開始(ITmedia エンタープライズ)

ビジネスチャットから業務システムを活用 チャットボット連携サービス「Joboco」――ジョイゾー(週刊BCN)

kintoneとノンコードで連携–チャットボットサービス「Joboco」正式版発売(Tech Republic)

Jobocoは、LINEWORKSとkintoneを連携させるチャットボットを、ノンプログラミングで
作成できるWebサービスです。リリースから2ヶ月、すでに120近いお客様にお試しいただ
き、100個を超えるチャットボットがお客様の手で開発されています。


通常、異なるWebサービス同士を連携させる際は、お客様ごとに個別開発が発生しますが
Jobocoを使えば、ブラウザ上で設定するだけで連携作業が完結します。
まさに、ジョイゾーが日々行っている「SI」がそのままWebサービス化された
といっても過言ではありません。

チャットサービスと業務システムを仲良くさせることで、もっと自分たちの仕事が楽になる。
そんな未来を、たくさんの人に知っていただけたらと考えています。

SIを再定義していきたい

さて、奇しくもJobocoのリリース直前に、こんな記事が出ました。

SIer崩壊説って本当? えふしんさんの未来予測に納得感がありすぎた【エンジニア転職ウワサの真相

’Web系企業のビジネスが大きくなって、経験の浅い人を作用できるようになった未来では、SIerは完全な衰退産業になるだろうと思っています。
情報システム系の仕事をやっている人で、もしも「何か違う」と思ってWeb系企業への転職を考えているのなら、早めにチャレンジしてほしいです。’

えふしんさんだけでなく、「SIerはもう終わり」と発言される方は少なくありません。
国内労働人口の減少に伴い、この声がどんどん大きくなっている側面もあります。

SIは不要なのでしょうか?

SI業界に身を置き続けている自分から見ると、これは「現状の」という枕詞を
つけた時に限ると考えています。

本来、SIerの本質的な価値は「システム設計を通じた顧客のビジネス課題解決」のはず。
しかしながらその本質よりも「人月商売」「顧客の見えない下請け仕事」「お客様主導の納期」
という3つのあり方がもたらす弊害が、どうしても目立ってしまっています。
その結果、スキルアップの場が少ないと感じるエンジニアや、デスマーチ続きで疲弊する
プロジェクトマネージャー、納品物に満足できない顧客の声が膨らんでしまっているのが現状です。

しかしながら、この3つのあり方は、SIにとって必須のものではありません。
むしろこの3つから開放されることで、もっともっとSIerは楽しく働けるはず。
私はそう考えています。

必要なことは「SIの再定義」なのではないでしょうか。

2時間×3回という実働時間と納期を先に決め、期間中は何度も機能改修が可能な「システム39」は、
この3つのあり方からSIerを開放する「新しいSI」のひとつだと考えています。

システム39が成立した背景には、kintoneを始めとする、クラウドサービスの台頭があります。
そしてここ数年、様々なクラウドサービスがこぞってAPIを公開し、developer communityを
拡大し、他社製品との連携を強めています。
そこで、数多のクラウドサービスをつなぎ業務フローの全体最適を考え、ビジネスの
成長に貢献する。こうした動きが、現場では求められています。
ここで活躍できる存在こそ、私達SIerではないでしょうか。

そう、SI はクラウド群雄割拠の時代こそ、より楽しく働いていけるのです。

ジョイゾーはJobocoの開発を通じ、SIerの活躍の場を広げていきたいと考えています。
現在はLINEWORKSとkintoneとの連携のみですが、今後も市場動向を見ながら、
あらゆるサービスに対応していく予定です。

SIerは自分の仕事を誇っていい

私はワインが好きですが、SIerは「ワインソムリエ」のような職種だな、と常日頃思います。
ワインソムリエの多くは、料理人の経験を持っています。しかしながら普段は調理業務を行いません。
お客様の気分や体調、厨房の様子を見、お客様に最適なワインの提供にフルコミットしています。

SIerも、お客様の反応を聞きながら開発をし、問題解決に貢献することが最もバリューを
発揮できるポジションです。顧客と対話を重ねて課題を引き出し、最適なシステムを
提案するという自分たちがもたらす価値に、もっと誇りをもっていいのです。

SIをもっと楽しい職種にしていきたい、そんな想いで立ち上げたこの会社ですが、
Jobocoはその未来に向けて、欠かせないサービスになっていくと考えています。

2019年以降も「新しいSI」で、より多くの人が楽しく働ける社会をつくっていきます。
それでは、2018年もありがとうございました!
Enjoy IT, Enjoy LIFE!

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