読書感想文「チームのことだけ、考えた。」

team

先日書かせていただいた倉貫さんの「リモートチームでうまくいく」の読書感想文に続き、サイボウズの青野社長の新刊「チームのことだけ、考えた。」を読ませていただきました。
今回、献本もいただき、ありがとうございました。m(__)m
実はAmazonで予約購入していて、さらにKindle版は時間がかかるだろう思ったらあっさり出たため、それも購入し、実質3冊所持しております(笑)

私自身がサイボウズさんと一緒にビジネスをやらせていただき、気づいたら13年ほどになります。第1章で書かれていたこれまでの変遷は当時の自分も思い出され、とても懐かしい気持ちで読んでいました。あの頃はよくも悪くもお祭りな感じでした。(苦笑)
実名で登場される方も全員知っている方でしたので、親しみを感じながら読めました。

当時、ブラック企業という言葉がなかった時代でしたが、私がサイボウズガルーンの構築SIをしていて、サイボウズのSEさんに打合せを打診すると毎度「21時くらいからなら大丈夫です」と返信があるような状況でした(笑)
今でもたまにサイボウズの方と昔話をすることがありますが、それはおじさんになった証拠として、以下では読んで感じたことを挙げさせていただきました。

離職率よりも辞め方が「良い辞め方」

離職率が28%から4%にまで下がり、この事自体も凄いことなのですが、それだけでなく4%の方たちの辞め方が「良い辞め方」になった事が素晴らしいと思いました。

ここ最近サイボウズを辞められた方をみていても「会社が嫌いなった」「仕事が合わない」「体力的にきつい」といったネガティブな理由ではなく、サイボウズで働くこと自体は好きだという思いは変わらずに辞められた方ばかりのように感じていました。
これも多様化の成果の一つなのだと思います。

よく辞めていく社員に経営者が「いつ戻ってきてもいいよ」という言葉でいうことはあると思いますが、戻ることを会社の制度として認めているというのが素晴らしいなと思っていましたが、これも良い辞め方をされるからこそ活きる制度ですね。

風土作りの大事さ

社内制度を作る行為自体が好きな経営者はかなり多いと思いますが、ほとんどが作って満足というパターンになりがちです。
けれど、風土があるからこそ制度が活きてきて、さらに風土ができれば、その風土をより良くするために新たな制度を作るという好循環が生まれてくるのだと思います。

青野社長は株主総会を最初から最後までインターネット公開されたり、一般社員による「辛辣な」経営者評価を実施したりと自らがチャレンジすることによって「公明正大」という方針を定着させていかれました。
そして、風土作りは終わりが無くそれに柔軟に対応してくためにも多様性への理解が重要だとも書かれていました。
そのとおりだと思いますし、変化を大変だと思うだけではなく変化を楽しむ事も大事なんじゃないかなとも思います。
弊社は少人数ですので現時点では制度はそれほど必要ありませんが、文化・風土作りは常に意識し、正社員・アルバイト関係なく採用の際には弊社の風土に合うかどうかを一番重要視しています。

ちなみに本の中で制度を活かす風土作りには「プロセスをオープンにすることで後であれこれ言われて手直しをするよりも、できるだけ先に言われたほうがコストもリスクも低くなり、クオリティも高くなる」とあります。

これはまさに弊社がkintoneの開発で取り組んでいる面前開発そのままではないですか!(笑)

再認識したこと

弊社でも会社の共通理念として「Enjoy IT,Enjoy LIFE」を掲げています。
「ITを活用してビジネスを楽しみ、そして人生や生活を楽しいものにしましょう」という意味を込めて作りました。
そして、ITがビジネスを楽しいものにするプラットフォームとして「kintone」を活用させていただいています。
ただ、活用している理由は「kintone」が優れたプラットフォームというだけではありません。
本の中で書かれている多様性を認めた文化や風土、チームワークあふれる社会を創るというビジョンが、リリースされる製品の中にも表されており、サイボウズさんの製品を使えば、我々のお客様に楽しいITを提供できると思っているからです。

本を読ませていただきこのことを改めて実感しました。

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