ジョイゾー初めての新卒社員!

皆さん、初めまして!
この4月からジョイゾーに入社した小渡(こわたり)です。

まずはじめに、簡単な自己紹介をさせていただきます!
出身地は北海道の標茶町(東の方)でこの4月からジョイゾーへの入社を機に上京してきました。
とにかく地元の自然が大好きで、高校は日本一大きな高校(東京ドーム55個分)でエゾシカを解体する特殊な部活に参加していました。

高校の敷地内にある水源

ここまでは一見するとジョイゾーとの関わりが見えづらいと思います。
なのでこのブログではジョイゾーとの出会いと就職までのお話をします。
就職活動でモヤモヤを感じたり、悩んだりしている大学生の方に読んで参考にしていただければ嬉しいです。

就活の失敗

ジョイゾーとの出会いの前に、まずは私の置かれていた状況から先に書きたいと思います。

私は2020年の3月まで釧路公立大学に通っていました。
在学中の4年間は街のことをもっとよく知りたい、まちづくりに参加したいという思いから色々な市民活動に参加させていただきました。これからお話しするジョイゾーとの出会いに関係する「釧路地域クラウド交流会」もその一つです。

幸いにも日々の生活の中でも色々な人に受け入れていただき、”釧路”という街が第2の故郷と思えるほど好きになりました(上京した今も道東が恋しい思いも少しあります)。

そんな4年間の生活の中で、一度釧路を離れ、地域にない技術を身に付けたり、見聞を広めたり、より貢献できることを増やして戻って来ることが出来るのではないかと考えるようになっていました。
それを踏まえて元々教員志望だったこともあり、地域という単位で生徒や教員をサポートするスキルを身に着けることが出来ないか、真剣に考え始めていました。
こんな思いを抱えた中で、教員採用試験と並行して就職活動に挑みました。

就活では素敵な企業との出会いもありました。ただ、いつか地元に戻るか、戻らなくても関わりを持つ仕事がしたいという思いは、面接ではどっちつかずの印象として受け取られることがほとんどでした。最終的に思いを伝えきれず終わることばかりだったのが現実です。

自分の甘さが分かっていても、それを直すことができないもどかしさばかりが募りました。
この頃から自分の想いをうまく伝えられなくなり、面接が大きなストレスになっていました。教員採用試験に落ちたことも重なって、円形脱毛症を発症するほどにすっかり参り、途方に暮れていたのが2019年の9月のことです。

しかしここである企業にインターンに行くことが決まります。
それが「株式会社ジョイゾー」だったんです。

ジョイゾーとの遭遇

ジョイゾーとの出会いはインターンが最初ではありませんでした。
その出会いは大学入学当初の2016年に遡ります。

入学当初に参加したワークショップで、四宮琴絵さんに出会ったんです(その時のブログがこちら)。現在のジョイゾー取締役です。

最初の遭遇はインパクトがとても大きかったのを覚えています。
釧路の外でしかも東京にいながら釧路を思う人がいる、なんてパワフルな人なんだと驚きました。
驚いただけでなく、私にとって地元から離れるからこそ出来ること・学べることがあるという姿の原イメージができたのもこの時でした。。

このときの縁で、釧路で行われるイベントに呼んでいただいたり、逆にゲストとして参加していただくこともあり、色々な場面でつながっていました。
先に紹介した「釧路地域クラウド交流会」 がまさにそうです。

この関わりの中で、ITについて勉強する機会もありました。それがkintone Caféハッカソンです。
その時ほぼ初めてkintoneやITの技術に触れました。その中で課題を抱えた人に寄り添いながら、その思いを形にすることの面白さに気付きました。その難易度の高さも同時に思い知りました。

道東×IoTハッカソン2018でのチーム

実はこの時はまだジョイゾーについては詳しく知りませんでした。ですが、技術を駆使して人に寄り添う働き方をすることに興味を抱いたのは、ハッカソンの時が初めてでした。

ジョイゾーとの再会、そして就職

ここで話は、大学4年生に戻ります。

琴絵さんには就職活動がうまくいっていないことなどをお話していたので、私の状況をよく知ってくれていました。
そんな中、NoMaps釧路根室(https://no-maps.jp/program/conference/senkon)というイベントでご一緒することがあり、打ち上げも隣の席になりました。打ち上げが続くなかで僕の就活の話題になり、このタイミングでジョイゾーへのインターンに誘われました。

それは、そのときまで考えたこともない選択肢でした。
それでも就職活動で初めて見つけた会社ではなく、4年間を通して関わった人・会社と一緒に働くことを想像するだけで、ワクワクしていました。
そう考えるといても経ってもいられず、二つ返事でインターンでの参加をお願いしました。

トントン拍子でインターンが決まり、10月。
インターンを始めるとき、一つの気がかりは社員のほとんどの方と面識がなく、受け入れていただけるか、という部分でした。
でも、それは杞憂でした。

2週間という短い時間ではありましたが、とてもイキイキと働くことが出来たんです。毎日が勉強・発見の数々で自分が知らない世界を知ることがこんなに面白いことだとは思ってもみませんでした。

https://www.wantedly.com/companies/joyzo/post_articles/192790

何より嬉しかったのは優しく接していただいただけたこと以上に、自分と向きあってくれたことでした。就職の悩み、学びの進め方、どういう思いを持って仕事をすべきなのかというものまで、向き合い話していただけました。

ジョイゾーで働く皆さんは自由であるために、誰よりも誠実・真剣にすべてのことに向き合っている人たちだと思います。それはお客様は当然として、同業の方や同僚、そしてインターン生にまで、真正面から向き合ってくれました。
働くことへの恐怖感でこわばっていた感覚がすっと楽になると同時に、この人たちと一緒に進んでいきたいという思いが大きくなっていました。

そしてインターン最終日、Cybozu Days 2019。
その思いを告げられずに時間がたって、最後の打ち上げも終わりに差し掛かっていました。
ふと社長から、打ち上げの席でも冗談でないことを念押しされた上で「小渡くん、うちで働くかい?」そう言われました。
本当は自分からお願いすべき場面だったはずです。それでも、そう言っていただけたこと、皆さんに迎えていただけたことに本当に胸がいっぱいになったことを覚えています。

就職が決まった直後

これから

こうしてジョイゾーに入社した私ですが、冒頭で書いたように完全な未経験者です。まだ右も左もわからない状態です。

でもジョイゾーではこの期間を大切にしてくれています。
システム39の最前線で働くフロントエンジニアでも、カスタマイズやプラグインなどジョイゾーを支えるバックエンドエンジニアでも、はたまたまったく別の選択でも。
それを決める期間を設けてもらっています。
だからこそ、その時間を無駄にしない、成長を続けられる時間にしていきます。とにかく吸収できることはすべて吸収して、ジョイゾーの一員として臨んでいきます!

私の就職活動は一般的なものとは全く違うものになったかもしれません。でもそうでなければ、私はジョイゾーと出会うことはできませんでした。
諦めかけていた、知見を広げることでお世話になった地元に貢献する夢を果たせると思い直せたのはジョイゾー のおかげなんです。
だからこそ私も、同じように誰かの選択肢を増やせるような仕事をするために挑戦していきます。

これからよろしくお願いします!