チャットボットを使ってモバイル端末から欠勤・遅刻・早退報告を簡単に行う方法

社員が欠勤・遅刻・早退する場合上司などに連絡すると思いますが、電話やメールなどで連絡を取る場合は、履歴が残らなかったり、管理が煩雑になったりしてしまいます。
欠勤・遅刻・早退の履歴をkintoneに残せたら、欠勤日数などをあとから確認できて便利です。
今回は、LINE WORKSとkintoneを連携させて、欠勤・遅刻・早退の報告、管理を行う方法をご紹介します。

チャットボット作成サービス「Joboco」

弊社では、LINE WORKSとkintoneを連携させるチャットボット作成サービス「Joboco(ジョボコ)」を提供しています。

Jobocoは、お客様のLINE WORKSとkintoneとが連携したチャットボットをブラウザから簡単に開発できるサービスです。
自社の業務に合わせたチャットボットをノーコードで作成できます。
※Jobocoのご利用には、別途LINE WORKSとkintoneのご契約が必要です。

Joboco

代替テキストJoboco

欠勤・遅刻・早退届出Botを作成してみよう

欠勤・遅刻・早退の届出を提出するためのチャットボットを作成したいと思います。

まず、kintoneで[欠勤・遅刻・早退届出]アプリを用意します。
届出種別はラジオボタンフィールドを利用し、欠勤・遅刻・早退の中から選択できるようにします。
出勤/早退予定日時を入力するフィールドなども配置します。

【kintoneアプリ画面】

Jobocoの設定画面を開き、チャットボットの設定を行います。
欠勤届・遅刻届・早退届の計3つのシナリオを作成します。

【Jobocoシナリオ設定画面】
まずは遅刻届シナリオを作成します。
チャットボットとの会話を開始するための呼び出し名や、登録先のkintoneアプリURL、入力するフィールドなどを設定します。

先ほどラジオボタンで作った届出種別の、「入力項目の設定」をクリックします。

各フィードに固定値を設定することができます。
今回は遅刻届のシナリオなので、「固定値の値」にチェックを入れ、選択肢の中から「遅刻」を選択します。
固定値を設定しておくと、チャットボットとの会話中に入力せずに自動的に値が入るので、毎回同じ値が入るフィードには固定値を設定すると便利です。

「保存する」をクリックして、シナリオの設定を保存します。

早退届、欠勤届シナリオについても、同様の手順で設定を行います。

【早退届シナリオ】

【欠勤届シナリオ】

これで、欠勤届・遅刻届・早退届シナリオが作成できました。
最後に「チャットボットの反映」をクリックして、設定を反映させます。

※この他にLINE WORKSの設定なども必要ですが、本ブログでは割愛します。
詳しい初期設定方法は下記ページをご覧ください。

各種設定方法

チャットボットから遅延届を提出してみよう

LINE WORKSで、[欠勤・遅刻・早退届出Bot]画面を開きます。
画面下部に先ほど作成したシナリオ3つの固定ボタンが表示されているので、「遅刻届」をタップします。

【欠勤・遅刻・早退届出Bot画面】

チャットボットとの会話が始まりました。
「出勤/早退予定日時」、「理由」を入力します。

電車の遅延証明書などをアップロードします。
画像の送信が終了したら、「アップロードを終了する」をタップします。
(アップロード画像が複数ある場合は連続してアップロードできます)

最後に登録内容の確認画面が表示されます。
問題なければ「この内容で登録する」をタップします。
これで遅刻届の提出が完了しました。

欠勤・遅延・早退届をkintoneアプリ上で管理できる

登録先のkintoneアプリを開いてみましょう。
先ほど提出した遅刻届の内容が、kintoneの新規レコードとして登録されています。
届出種別フィールドでは、固定値にした「遅刻」が選択されています。

早退届、欠勤届についても、同様の手順でチャットボットから簡単に提出ができます。
kintoneアプリ上で欠勤・遅刻・早退届を管理できるので、当日の欠勤者や、社員別の欠勤日数といった情報をすぐに確認しやすくなります。

30日間無料でお試しいただけます

いかがでしたか?
Jobocoでは、シナリオごとに登録先のkintoneアプリや入力したいフィールドを自由に設定できるので、ユーザー様の業務に合ったチャットボットを作成できます。
また、チャットボットからの質問に答えるだけでkintoneアプリへ情報を登録できるので、モバイル端末から入力作業を行う業務や、PC入力に不慣れな方が入力する場合にもおすすめです。

Jobocoは30日間無料でお試しいただけます。
下記ページの「30日間無料お試し」ボタンよりお申込みください。

Joboco

弊社では初回開発無料の定額39万円でkintoneアプリを開発する定額型開発サービス「システム39」を提供しております。kintone連携サービスの設定も要件によってはプラン内で行えますので、お気軽にご相談ください。
*Webでの打ち合わせも可能です。

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