cybozu.com共通管理者の設定画面に説明やラベルを追加【2024年2月アップデート情報】

こんにちは!ジョイゾーの川岸です。

kintone(キントーン)の2月のアップデートで、より便利に使える機能が増えましたのでご紹介したいと思います。アップデート情報の詳細は以下のkintoneサイトをご覧ください。
2024年2月版 主なアップデート

今回アップデートされた内容のうち、以下についてご紹介します。

cybozu.com共通管理者の設定画面に説明やラベルを追加
JavaScript APIで数値フィールドに対して値を取得・書き換えする際の動作の変更

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cybozu.com共通管理者の設定画面に説明やラベルを追加

cybozu.com共通管理者の設定画面で、共通管理者に関する説明が追加されました。

【アップデート前】
cybozu.com共通管理者の設定画面では共通管理者についての説明がないため、どのような設定をできる管理者なのかがわかりづらく、kintoneヘルプを見に行く必要がありました。また、メンテナンス情報などを「メールで受信するか」のチェックボックスの説明が上部に記載されているのみのため、cybozu.com共通管理者の設定画面だけではわかりづらくなっていました。

【アップデート後】
cybozu.com共通管理者の設定画面において、共通管理者についての説明が追加されました。また、メンテナンス情報などを「メールで受信するか」を設定するチェックボックスにラベルが追加され、チェックボックスの意味がわかりやすくなりました。これにより、cybozu.com共通管理者設定画面でどのような権限なのかがわかりやすくなり、管理者に設定されているユーザーが適切な設定を行いやすくなりました。

JavaScript APIで数値フィールドに対して値を取得・書き換えする際の動作の変更

JavaScript APIにおける、数値フィールドの扱いが変更されました。

【アップデート前】
数値フィールドに数値以外のもの(文字結合した値)で書き換えをした場合、フィールドにその文字列が挿入され、 保存ボタンを押したときにエラーが表示されていました。

【アップデート後】
数値フィールドに数値以外のもの(文字結合した値)で書き換えをした場合、その処理時点でエラーが表示され、フィールド値は変更されないようになりました。

今までは文字列形式でもフィールドに値が挿入されてしまっていたため、例えばレコード保存時のイベントで別のカスタマイズ処理をしていた場合、そのおかしいデータで後続のカスタマイズ処理が動いてしまいます。
(技術的な話をすると、おかしいデータがイベントオブジェクトに格納されてしまいます。)

ただ、今回のアップデートによって、値の書き換え時にエラーとなりフィールドに値は挿入されないため、おかしいデータで後続処理につながることはなくなるようになりました。

おわりに

今回のアップデートでは、cybozu.com共通管理者の設定画面で、共通管理者に関する説明が追加されました。今までは何かわからないことが出てきた時に、毎回kintoneヘルプに設定を検索しにいく手間が必要でしたが、ここ最近のアップデートにより該当のヘルプにをすぐに確認できるようになっています。

今回アップデートされたのは.com共通管理画面ですが、kintone管理者はそれぞれできることが異なります。私自身kintoneを知り始めた当初は管理者権限についてわからず、何回もkintoneヘルプを検索して確認しにいってました。そのため、該当のkintoneヘルプをすぐに確認しに行けるのはユーザーにとって優しいアップデートなのではないかと思います。来月のアップデートも楽しみです!

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