こんにちは。ジョイゾーのkintoneおばちゃんです。
初夏と梅雨とが交互に変わる忙しい季節、体調崩されていませんか?
6月のkintoneアップデート☔
今月も、おばちゃん目線で、ゆるりと見て行きましょう。
お付き合いいただけましたら嬉しいです。
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2026年6月 主なkintoneアップデート
| カテゴリー | アップデート概要 |
|---|---|
| 🤖 AI | ●これまでのkintone AIが正式リリース ・検索AI(回答チャットボット) ・レコード一覧分析AI(データの分析・要約) ・スレッド要約AI(やり取りの要約) ・アプリ作成AI(対話しながらフォーム作成) ・アプリ設定レビューAI(設定をレビュー) ・プロセス管理設定AI(フロー設計を支援) ●「AIクレジット」が導入 ●AIクレジット利用状況の把握 |
| 🤖 AI | ●AIの利用状況(利用者数など)をダッシュボードで確認可能に |
| 🔎 検索機能 | ●複数キーワードのいずれかに一致する検索(OR検索)が可能に |
| 🏢 ワイドコース | ●複数ドメイン管理でユーザーの使用状態を管理可能に |
| 🧩JavaScript API(アプリ) | ●レコード一覧/詳細画面でレコードの削除に成功した時に発生するイベントを追加 |
| 🛠️開発基盤 | ●フロントエンド基盤の刷新 |
| 🤖📱その他 | ●レコード一覧分析AIがモバイルアプリ(iOS/Android)から利用可能に |
| 🌂まとめ | まとめ|6月はAIがお試しから本格運用へ進んだアップデート |
| これまでのアップデート情報 |
👉アップデート内容は変更される場合があります。
最新の情報はこちらをご覧ください。
🤖 AI:これまでのkintone AIが正式提供
kintoneでAIの正式提供が始まりました。
とはいえ、「え?」って思った人も多いはず。
今回正式提供となったAI機能は、実は昨年から順次提供されてきたものです。
6月アップデートでは、β版「kintoneAIラボ」が、標準機能「kintoneAI」として、正式提供となったことと、今後のAI機能の利用に関わる「AIクレジット制」が導入されたことをご紹介します。
▼これまでkintone AI機能アップデートの振り返り
| 月 | 2025年にアップデートされたAI機能 |
|---|---|
| 4月 | ●kintone AIラボ AI機能を試すための入口として「kintone AIラボ」が提供されました。 検索AIやアプリ作成AIなど、今後のAI機能展開の基盤となる位置づけです。 |
| 7月 | ●プロセス管理設定AI プロセス管理の設定を、AIと対話しながら進められる機能が追加されました。 設定作業そのものだけでなく、業務フローを考える過程を支援するAIという印象です。 |
| 9月 | ●スレッド要約AI/kintone MCPサーバー スレッド要約AIにより、長いやり取りの要点を把握しやすくなりました。 あわせて、生成AIとkintoneを安全に連携するための基盤として、kintone MCPサーバーの提供も始まりました。 |
| 10月 | ●レコード一覧分析AI/検索AIのモバイル対応 蓄積されたレコードをAIが分析・要約する機能が追加されました。 また、検索AIがモバイルアプリからも利用可能になり、利用シーンが広がりました。 |
| 12月 | ●アプリ設定レビューAI アプリ設定をAIが俯瞰的にチェックし、改善ポイントを提示する機能が提供されました。 設定に不安を感じやすい場面で、第三者視点を補う役割を担います。 |
▼細かい機能の話は、こちらのブログを参考にしていただければ幸いです。
2025年のkintone AIアップデートを振り返る
▼「結局AIってどんな風に使うの?」って思った方はこちらもご参照ください。
活用方法や事例が確認できます。
kintone AI
AI機能の使い方についても少し復習です!
AIはそのまま使えるわけではなくて、
管理者が「AI管理画面」で有効化する必要があります。
(デフォルトはOFFです)
なので、「使えないんだけど?」って場合は、
まず「AI管理画面」の「kintone AIを有効にする」がONになってるかチェックするのがポイントです。
あれ!?
「AI管理画面」がちょっと変わってますね。
「kintoneAIラボ」の文言がなくなりましたけど、にぎやかになったような気がします笑
・「#」でおすすめの活用場面が表示されます。
・「ヘルプ」へのリンクも追加されました。

👉ちなみに、AIラボの時点で使っていた場合は、
その設定はそのまま引き継がれるので、改めてやり直す必要はありません。
▼詳しくはこちら
kintone AIの有効化と利用する機能の選択
🤖 AI:AIクレジットが導入
あともうひとつ、大事なのが「AIクレジット」
正式リリースに伴って、利用状況を管理する仕組みも整備されました。
AI機能はこれまでのように無制限に使えるわけじゃなくて、
今回の2026年6月の定期アップデート以降、契約しているコースやライセンス数に応じて付与されるAIクレジットの範囲内で利用する形になります。
👉設定されるAIクレジットの上限数は、次のとおりです。
・ワイドコース:契約ユーザー数×1,000クレジット
・スタンダードコース:契約ユーザー数×500クレジット
・チーム応援ライセンス:500クレジット
・試用期間中:500クレジット
👉毎月一定数のAIクレジットが設定され、kintone AI機能を利用すると、必要なAIクレジットが自動的に消費されます。1回の利用あたりに消費されるAIクレジット数は、次のとおりです。社員(アカウント)数や、1週間、1ヶ月の使用量から推測してある程度の利用ボリュームを想定する必要がありますね(とはいえ、使ってみないとちょっとイメージしづらいですね。…思った結果が出ないからと言ってバンバン使えないというわけですね笑)
- 検索AI:10クレジット
- レコード一覧分析AI:10クレジット
- スレッド要約AI:10クレジット
- AIアプリ検索:10クレジット
- アプリ作成AI:1クレジット
- プロセス管理設定AI:1クレジット
- アプリ設定レビューAI:1クレジット
👉AIクレジットの使用量が上限に達すると、その月はkintone AI機能を利用できません。AIクレジットの使用量は毎月月初めにリセットされます(前月のAIクレジットが余っていても、翌月に繰り越すことはできません)
AIクレジット利用状況の把握
AI機能が正式リリースされ、AIクレジットが導入されたことで、管理者の方は、「AIのどの機能がどれくらい使われているか?」が気になりますよね。
▼2026年6月の定期アップデートで、[kintoneシステム管理]に、「AIクレジットの使用状況」メニューが追加されて、AIクレジットの全体の使用量や今月の使用量などを確認できるようになります。

▼「AIクレジットの使用状況」では、
・今月使用したAIクレジット数
・クレジットの使用率
・次回リセット日
・機能ごとの使用量
などを確認できます。
実際にいくつかのAI機能を試してみたところ、検索AIやAIアプリ検索、アプリ作成AIなど、機能ごとの利用状況が記録されていました。

AI機能が無制限に使えるわけではなくなった今、「どの機能がどれくらい利用されているのか」を確認できるこの画面は、管理者にとって意外とお世話になる機能かもしれません。
AIクレジットについて管理者へのアラート
上記以外にも、当月のAIクレジットの使用率が70%・80%・90%を超えた場合や、上限に達した場合には、kintoneシステム管理者・cybozu.com共通管理者向けに、ポータル上のバナーにてお知らせが表示されるようです。
▼AIクレジットについてはヘルプも参考になさってください。
AIクレジットについて
🤖 AI:AIの利用状況の把握
AI機能の利用状況について、もう少し補足です。
AI機能の利用状況については、利用状況ダッシュボードの「kintoneの利用」指標に「kintone AI利用者数」が追加されるとのことです。
(ただ、今回確認した先行環境では利用状況ダッシュボードの表示を確認できなかったため、実際の画面までは確認できませんでした😢)
▼赤枠の辺りに「kintone AI利用者数」が追加され、該当期間内におけるkintoneのAI機能をいずれか1つでも利用した人数がグラフでも確認できるようです。

🌱こちらで確認
利用状況ダッシュボードでkintone AI機能の利用状況を確認できるように
🔎 検索機能:複数キーワードのいずれかに一致する検索(OR検索)が可能に
「OR検索」って、個人的には今回のアップデートの目玉だと思っています(4月アップデートの「除外検索」の時も同じような事言ってましたっけ…笑)
例えば…
「Garoonだったっけ?」
「メールワイズだったっけ?」
「いや、kintoneだったかな?」
…みたいなシーン。ありませんか?
そんなとき、いままでは、
kintone で検索🔎
Garoon で検索🔎
メールワイズ で検索🔎
って3回検索してそれぞれを確認していましたよね。
アップデート後は…
kintone OR Garoon OR メールワイズ で検索🔎
そう!1回の検索で済んじゃうんです!
「どれだったっけ?」と何度も検索し直す必要がなくなるので、
欲しい情報にたどり着くまでの手間がぐっと減りそうですね。

👉「OR検索」は、全体検索、アプリ内検索、スペース内検索でつかえるようになります。
👉「OR」は半角大文字で入力しましょう(小文字の「or」や全角の「OR」では検索できませんでした)
キーワードの並び順によって検索結果が変わることはなさそうです笑
🏢 ワイドコース:複数ドメイン管理でユーザーの使用状態を管理可能に
ワイドコース向けの「複数ドメイン管理サービス」がさらに便利になるようです。
5月アップデートで連携している複数ドメインのユーザーをまとめて管理できるようになりましたが、今回のアップデートで、連携中のドメインの各ユーザーの使用状態(使用中/停止中)も管理できるようになっています。
人事異動や休職、退職などに伴うアカウント管理では、
・利用を一時停止したい
・利用を再開したい
・アクセス権を見直したい
といった場面がありますね。
今回のアップデートにより、複数ドメインを運用している場合でも、ユーザーごとの利用状態を一元的に管理しやすくなりました。
ワイドコースをご利用中で、複数ドメインのユーザー管理を行っている管理者の方には、嬉しい改善かと思います。
正直なところ、ワイドコース限定なので私が実際に試すことはできません😢
ただ、人事異動や入退社の多い組織では、こうした「管理の手間を減らす改善」が意外と効いてきそうですね。
👉ワイドコースについては「ワイドコース専用機能」をご参照ください。
👉ご利用方法や機能の詳細については、サイボウズにお問い合わせください。
…とのことです。
🌱こちらで確認
ワイドコース限定複数ドメイン管理でユーザーの使用状態を管理可能に
🧩JavaScript API:レコード一覧/詳細画面でレコードの削除に成功した時に発生するイベントを追加
こちらはJavaScriptによるカスタマイズを行っている開発者向けのアップデートとなります。
JavaScript APIに、レコードの削除が成功した際に発生するイベントが追加されました。これにより、レコード削除後の処理をJavaScriptで実装しやすくなります。
例えば、
・関連レコードもあわせて削除する
・削除後に別の処理を実行する
・データの整合性を保つための処理を行う
といったカスタマイズが実現しやすくなりそうです。
▼レコード一覧画面でレコードの削除が成功したときに発生するイベントです。
・PC版app.record.index.delete.submit.success
▼レコード詳細画面でレコードの削除に成功した時に発生するイベントです。
・PC版app.record.detail.delete.submit.success
・モバイル版mobile.app.record.detail.delete.submit.success
👉詳細はdeveloper networkをご覧ください。
🛠️開発基盤:フロントエンド基盤の刷新
今回のアップデートでは、モバイル画面で共通利用されている「ヘッダー」「グローバルナビゲーションメニュー」「通知一覧」のフロントエンド基盤が刷新されました。
…と言われても、正直なところ、おばちゃんには最初どこが変わったのか一瞬わかりませんでした💦
実際に公開されている比較画面を見ても、、、見た目はほとんど同じです。
🌱こちらで確認
フロントエンド基盤の刷新(モバイル「ヘッダー/グローバルナビゲーションメニュー/通知一覧」)
今回のアップデートは新しい機能を追加するというより、今後の改善や機能追加を行いやすくするための土台づくりが目的とのこと。
利用者側から見ると大きな変化は感じにくいかもしれませんが、こうした基盤の刷新によって、今後モバイル版の改善や新機能の提供がよりスムーズに行われるようになるのかもしれませんね。
👉フロントエンド基盤刷新の取り組みについてはこちらもご参照ください。
「現行デザインへの移行と画面パーツ・レイアウトの共通化を実施」
その他:📱🤖 モバイル/AI:レコード一覧分析AIがモバイルアプリ(iOS/Android)から利用可能
レコード一覧のデータをAIが分析・要約してくれる「レコード一覧分析AI」が、iOS版・Android版のkintoneモバイルアプリからも利用できるようになります。
これまではPC環境で利用する機能でしたが、今後はスマートフォンからでもレコードの分析や要約が行えるようになります。
外出先や移動中に、
・活動履歴をまとめて確認したい
・レコードの傾向を把握したい
・要約をサッと確認したい
といった場面で活用できそうですね。
個人的には、スマホの小さな画面で長いレコードを読むのはなかなか大変なので、要約機能との相性は良さそうだなと思いました😊
🌱こちらで確認
その他のアップデート・改善・修正
🌂まとめ
6月のアップデートは、ひとことで言うと
「AIがお試しから本格運用へ進んだアップデート」という印象でした。
これまで順次提供されてきたAI機能が正式提供となり、新たにAIクレジットもスタートしました。
利用状況やクレジット消費量を確認する仕組みも整い、AIを「使う」だけでなく「管理する」視点も必要になってきたように感じます。
一方で、OR検索のような日々の業務がちょっと便利になる改善や、モバイル対応、基盤刷新などのアップデートも行われました。
来月はどんな進化が待っているのか楽しみですね☔😊

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2026年6月版 主なアップデート
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