こんにちは。kintoneおばちゃんです。
寒い日が続きますね。雪の地域の方は本当にお疲れ様です。
そんな中でも、2026年2月の定期アップデートが実施されました。
今回は、日頃kintoneを守り育ててくださっている管理者の方にも、開発者の方にも、「これ、地味に助かるなぁ」と感じられるアップデートだと思います。ちょっと覗いてみてください。
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2026年2月 主なkintone アップデート
| カテゴリー | アップデート概要 |
|---|---|
| アプリ設定 | ●アプリ設定の変更履歴が確認可能に アプリの設定画面で、「いつ・誰が・どの設定を変更したのか」が一覧で確認できるようになりました。 |
| アプリ管理 | ●アプリ一覧に APIトークン数・Webhook数 を表示 「このアプリはどれくらい外部とつながっていそうか」 を、アプリ一覧を見るだけで把握できるようになりました。 |
| 利用状況 | ●利用状況ログが過去13ヶ月分まで確認可能に 年間の利用状況の推移や月ごとの変化を確認しやすくなります。 |
| 全般 | ●その他のアップデート・改善・修正 ・AI機能の利用条件緩和 ・kintone MCPサーバー改善 |
| プラグイン/ カスタマイズ開発 | ●複数あるコマンドラインツールを統合 プラグイン/カスタマイズ開発向けのコマンドラインツールを cli-kintone に統合されました。 |
| JavaScript API /REST API | ●JavaScript API / REST API の進化ポイント ・JavaScript API(アプリ) ・JavaScript API / REST API |
| まとめ|2026年2月 kintoneアップデートのポイント | |
これまでのアップデート情報 |
アプリ設定の「変更履歴」が確認できるように
アプリの設定画面で、設定変更の履歴 が確認できるようになりました。
「いつ・誰が・どの設定を変更したのか」が一覧で確認できるため、
- 設定ミスが起きたときの原因調査
- 複数人でアプリを管理している場合の安心感
- 変更日時以降に登録されたレコードを確認
といった点で、管理者さんにはかなりうれしい改善です。
▼歯車(設定)>運用管理の一番下に「設定変更の履歴」がひっそり追加されています。

▼「設定変更の履歴」が表示されます。

👉アプリ設定内の「設定変更の履歴」画面から、以下の履歴を確認できます。
- アプリを公開
- アプリ設定を変更
- アプリを更新
- 変更を中止
・アプリ設定の変更箇所は、主に画面単位(設定項目ごと)で表示されます。
・最大で50行の履歴が表示されます。
アプリ一覧に APIトークン数/Webhook数 を表示
アプリ管理画面の一覧に、
- APIトークンの設定数
- Webhookの設定数
が表示されるようになりました。
「このアプリはどれくらい外部とつながっていそうか」
を、アプリ一覧を見るだけで把握できるようになりました。

外部連携を多く使っている環境では、 「このアプリ、どれくらい連携設定してたっけ?」となった時、各アプリの設定画面をひとつひとつ開いて確認する必要がありました。今後は、一覧で見えるようになり、 管理者の方が、トラブル対応や設定の棚卸しや引継ぎの時の整理をされる時、“目星”がしやすくなりますね。
利用状況の確認期間が「過去13ヶ月分」に拡張
利用状況ダッシュボード画面で、kintoneの利用状況を、過去13ヶ月分 まで確認できるようになりました。
また、集計単位を週ごとや月ごとに切り替えてデータを表示することも可能になりました。これにより、年間の利用状況の推移や月ごとの変化を確認しやすくなります。(閲覧できるデータは2025年12月14日以降のデータが対象です。)
※「利用状況ダッシュボード」は12月より提供が開始されました。
▼「kintoneの利用状況」では次の項目(指標)の回数が折れ線グラフで表示されます。
- 1日の利用者数
- アクセス数
- 登録編集
- コミュニケーション

▼「アプリ開発」では、次の項目(指標)の回数が棒グラフで表示されます。
- アプリ公開
- アプリ更新

月次・週次の切り替えもできるため、
- 長期的な利用傾向の把握
- 活用度や定着度を確認
- 繁忙期・閑散期の分析
など、運用改善のヒントが見つけやすくなりますね。
【利用規約】
「ダッシュボード機能のご利用には、次の規約が適用されます(ただし、第20条第1項に規定する保証の対象外です)。
必ず規約をご確認ください。
cybozu.com サービスご利用規約
また、ダッシュボード機能は、「アマゾンウェブサービスジャパン合同会社」が提供するインフラストラクチャーサービスを利用して提供します」
とのことです。
【利用条件】
利用状況ダッシュボードは、スタンダードコース、またはワイドコースをご契約の場合のみ、ご利用いただける機能です。
この機能を利用できるのは、cybozu.com共通管理者とkintoneのシステム管理者だけです。
【設定方法】
まず、「利用状況ダッシュボード機能」を有効化します。
▼[kintoneシステム管理]>[その他]>[利用する機能の選択]をクリックします。

▼[利用する機能の選択]画面>[利用状況ダッシュボード]にある[利用状況ダッシュボード機能を利用する]にチェックを入れます。(「保存」をお忘れなく!)

▼kintoneシステム管理メニューに戻りますと、その他メニューの一番下に「利用状況ダッシュボード」メニューが追加されました。こちらをクリックしてください。

▼利用状況ダッシュボードの画面が表示されます。
表示された[ログイン]ダイアログで、お使いのkintoneのサブドメインを入力し、[ログイン]をクリックしてください。
※サブドメインについての詳細は、次のページを参照してください。
会社コード、ドメインID、サブドメイン名の確認方法を教えてください。(日本語のみ)

正しくログインできますと、上記の利用状況ダッシュボードの画面が表示されます。
全般:
その他のアップデート・改善・修正
▶AI機能の利用条件が緩和(「組織間のアクセス権」が有効でも利用可能に)
これまでは、[cybozu.com共通管理]の[組織間のアクセス権]画面で[組織間のアクセスを禁止する]にチェックを入れている場合はkintone AIラボのサービスを利用できませんでした。今後は、「組織間のアクセス権」を設定している場合でも「kintone AI管理」設定が利用でき、各種AI機能を有効化できるようになります。
👉kintoneで利用できるAI機能の詳細はkintone ヘルプ「kintone AI」からご確認ください。
▶kintone MCPサーバー:レコード情報取得の絞り込みを改善
kintone MCPサーバーでレコード情報を取得する際、内部的に組み立てる絞り込みクエリが改善されました。フィールドや演算子の指定可否の誤判定が起こりにくくなり、生成AIへの指示で得られる結果の精度が向上します(バージョン1.3.0以降で適用)。
👉kintone MCP サーバーの最新バージョンのダウンロードや更新情報は、mcp-serverのReleasesから入手できます。
「利用可能なkintoneの操作は順次追加予定」とのことです。
複数あるコマンドラインツールを統合
プラグインやカスタマイズ開発で使うコマンドラインツールがcli-kintone に統合されました。
これまで複数のツールを使い分けていた開発者にとっては、 開発環境を整理しやすくなる「地味だけどありがたい」アップデートです。
統合対象のツールは以下の4件です:
- create-plugin(プラグインテンプレートの作成)
- plugin-packer(プラグインをzipファイルにパッケージ化)
- plugin-uploader(プラグインをkintoneにアップロード)
- customize-uploader(アプリカスタマイズをkintoneにアップロード/ダウンロード)
👉これらのツールのメンテナンスは、2026年8月に終了だそうです。
「ご利用中の皆様は、cli-kintone への移行をお願いいたします」とのことです。
👉詳細については以下をご確認ください。
cybozu developer network 上のお知らせ
(移行方法については cli-kintone のドキュメントをご参照ください)
JavaScript API / REST API の進化ポイント
今回のアップデートでは、APIまわりも着実に進化しています。
▶JavaScript API (アプリ)の主な改善
- レコード追加・編集画面のフィールドのスタイル取得・変更
- ラベル・罫線・スペースフィールドの表示/非表示制御
- ラベル・罫線フィールドへの要素ID指定
画面制御の自由度が上がり、より細かなUI調整が可能になりました。
▶JavaScript API / REST API の改善
- フォームレイアウトのラベル・罫線フィールドの要素ID取得・変更に対応
JavaScript API と組み合わせることで、より柔軟なカスタマイズが可能になります。
👉APIの更新内容の詳細は、APIアップデート情報をご覧ください
メンテナンスにおけるkintone APIのアップデートはこちら
まとめ
2月アップデートは「設定」と「利用状況」の見える化
2026年2月のkintoneアップデートは、
- 設定変更や連携状況の見える化
- 利用ログの見える化
- APIによるUI制御の自由度アップ
といった点が強化されました。
日々の運用管理をラクにしつつ、カスタマイズの可能性も広げてくれる内容です。 ぜひ、ご自身の環境でもアップデート内容をチェックしてみてください。
▼公式サイト
2026年2月版 主なアップデート
▼ジョイゾー記事
これまでのアップデート情報
