レコード一覧の絞り込みダイアログで指定されている条件を一括で削除できる機能を追加【2022年3月アップデート機能】

kintone(キントーン)の3月のアップデートで、より便利に使える機能が増えましたのでご紹介したいと思います。

アップデート情報の詳細は以下のkintoneサイトをご覧ください。
2022年3月版 主なアップデート

今回アップデートされた内容のうち、以下についてご紹介します。
レコード一覧の絞り込みダイアログで指定されている条件を一括で削除できる機能を追加
ルックアップ/関連レコード一覧の設定でのフィールド選択時、キーワードで候補を絞り込みできるように
フォーム設定画面でフィールド一覧パーツが表示の遅れやズレなく固定表示されるように
アプリの一覧に添付ファイルサイズの合計値(GB)を表示する列を追加

レコード一覧の絞り込みダイアログで指定されている条件を一括で削除できる機能を追加

レコード一覧の絞り込みダイアログに、絞り込み条件をすべてクリアできる「すべてクリア」ボタンが追加されました。
条件を多数設定している場合でも一括で条件をクリアできるので、新しい条件設定をすぐに追加しやすくなりました。

※条件を設定している場合のみ「すべてクリア」ボタンが表示されます。

集計ダイアログにも同様に「すべてクリア」ボタンが追加されました。

ルックアップ/関連レコード一覧の設定でのフィールド選択時、キーワードで候補を絞り込みできるように

ルックアップや関連レコード一覧の設定で、フィールド選択時にキーワード検索で絞り込みができるようになりました。
フィールド数が多い場合はドロップダウンのリストの中から探し出すのに時間がかかっていましたが、キーワード検索で絞り込みすることで該当のフィールドを見つけやすくなりました。

【アップデート前】
フィールド数が多い場合は、ドロップダウンのリストの中から探し出すのに時間がかかっていました。

【アップデート後】
キーワード検索で絞り込みができるようになり、該当のフィールドを見つけやすくなりました。

【関連レコード一覧】
関連レコード一覧の設定でもキーワード検索ができます。

フォーム設定画面でフィールド一覧パーツが表示の遅れやズレなく固定表示されるように

今までは、フォーム設定画面で上下にスクロールした際に、フィールド一覧パーツが遅れて表示され一瞬ズレが発生していました。
今回のアップデートにより、フィールド一覧パーツが固定表示されるようになったので表示のズレがなくなりました。

【アップデート前】
スクロールした際に、フィールド一覧パーツが遅れて表示され一瞬ズレが発生していました。

【アップデート後】
フィールド一覧パーツが固定表示されるようになり、表示のズレがなくなりました。

アプリの一覧に添付ファイルサイズの合計値(GB)を表示する列を追加

アプリの一覧に添付ファイルサイズの合計値(GB)を表示する列が追加されました。
「添付ファイル」の項目名をクリックすることで昇順・降順の並び替えができるので、ファイルサイズが大きい順に並び替えて、ディスク容量を圧迫してしまっているアプリを洗い出すといった作業にも活用できます。

※集計対象は、レコードに添付されているファイルおよび変更履歴内に含まれる添付ファイルです。
※値は日次更新です。リアルタイムの反映ではないのでご注意ください。

アプリの一覧をCSV形式でダウンロードすると、添付ファイルも出力されます。
CSVファイルでは、バイト単位の値が出力されます。

おわりに

今回のアップデートでは、ルックアップや関連レコード一覧の設定で、フィールド選択時にキーワード検索ができるようになりました。
フィールド数が多いと探し出すのに手間取ってしまうことがありますが、キーワード検索することでサクサク設定が進みそうですね。
今後も便利な機能追加を楽しみにしています!

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