kMailerに配信停止機能が付いたよ

こんにちは、笹川です。2024年1月17日にアップデートがあり、kMailerに配信停止機能が追加されましたね!

配信停止を自動でリストに反映するには、FormBridgeやデータコレクトを組み合わせるなど、工夫して対応していましたが、kMailerで完結できるようになるのは嬉しいですね!

さて、どこにどんな機能が付いたのか。さっそくkMailerを見てみましょう!

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配信停止リストを作成する

kMailerのメールセット一覧のページに、配信停止リストの枠が追加されています。

その配信停止リストはどこから作成するのかというと、右端のメニューにありました。

リストを1つ作成してみましょう。「作成」ボタンから作成します。

メルマガ配信用のリストを想定し「メルマガ配信停止」という名前で作成しました。

ちなみに、スタンダードコースでは、作成できる配信停止リストは1つですが、プレミアムコースでは5つまで作成可能です。(スタンダードコースで2つ作ろうとしたらエラーになりました。)

複数あれば、部署や用途ごとにリストを使い分けることができますね。

メールセットに配信停止リストを設定する

さて、作成した配信停止リストをどう使うのか。メールセットの設定画面に進んでみましょう。

配信停止設定のメニューが追加されています。

先ほど作成した「メルマガ配信停止」を選択します。

テンプレートに配信停止リンクのURLを埋め込む

メールセットに配信停止リストを設定すると、メールテンプレート作成画面で、配信停止リンク(メルマガの配信停止の手続きをするページ)のURLを挿入できるようになりました。

コピーして本文に貼り付けます。プレビュー画面では【ここに配信停止リンクのURLが入ります】と表示されました。丁寧ですね!

メールを送信する

あっという間に配信停止リストの設定ができてしまいました。それではメールを送ってみましょう!

アプリからメール送信画面を開き、メールテンプレートを選択します。

メール本文に配信停止リンクが入っていることが確認できます。

配信停止リンクはこのタイミングでコピーして本文に入れることもできるようになっていました。送るときにリンクを入れ忘れた!と思っても、kMailerの設定画面まで戻らなくてよいのは便利ですね。

配信停止にする

送信されたメールを確認すると、URLが挿入されていました。

リンクをクリックすると、配信が停止された、という画面が表示されました。

(試しに同じリンクを何度かクリックしてみたましたが、特にエラーにはなりませんでした。)

配信停止までがスムーズなので、メールを受け取った人にはストレスなく操作してもらえそうです。

また、リンクからだけでなく、配信停止リストの「追加」ボタンから直接メールアドレスを登録することもできます。

配信停止リストの管理

さて、配信停止は受け付けられているでしょうか?もう一度kMailerを見てみましょう。

作成した配信停止リストに、メールアドレスが登録されていました!

何度か検証してみましたが、リスト反映までのタイムラグはほとんどありませんでした。

リストに追加された後に再度kMailerでメールを送信してみましたが、メールは配信されませんでした。確かに配信停止されています。

kMailerだけで配信停止処理を完結することができました!

気になること

配信停止リストはkMailerの中で管理され、kintoneのアプリと同期するといった設定はありませんでした。また、メールアドレスの登録は追加から1件ずつ登録する方法しかないので、大量に配信停止先がある場合の移行はちょっと大変かもしれません。

今後の機能追加に期待したいと思います!

まとめ

本記事では、kMailerの配信停止機能について紹介しました!

手順は、kMailerの中に配信停止リストを作成し、メールセットに登録。配信停止リンクのURLをテンプレート本文に挿入する。これだけです。

思っていた以上に簡単に設定ができたので、管理者の方には嬉しい機能追加ではないかなと思います。

特定電子メール法では「受信者からの同意を得てメルマガを配信していたとしても、配信停止の申し出があった場合は即座に配信停止をしなければならない」とされています。

今回の機能追加で、手間なく法律に従った運用ができますね。ぜひお試しください!

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