速報!kintoneおばちゃんの 2026年4月 kintoneアップデートまとめ
✨「時短」がテーマ?検索・アプリ管理・モバイルの改善!

こんにちは。kintoneおばちゃんです。
満開のサクラに見送られて、真新しいランドセルの新一年生たちが登校する姿がまぶしいですね。電車の中でもちょっと緊張気味のリクルートスーツの若い方々を見かけると小さくガッツポーズを送りたくなります。

そんなスタートの季節、4月のkintoneアップデート。
今月も、おばちゃん目線で、ひとつずつ見ていきます。

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2026年4月 主なkintoneアップデート

カテゴリーアップデート概要
🔎検索● キーワードの除外検索に対応
全体検索やアプリ内検索で、「-(ハイフン)キーワード」と指定して特定のキーワードを除外して検索できるようになりました。
⚙️ アプリ設定● 設定変更履歴を最大1,000件まで確認可能に
アプリ設定の変更履歴を、これまでの50件から最大1,000件まで確認できるようになりました。
📊 アプリ管理      ● アクセス可能なユーザー数を表示
アプリ一覧で、各アプリにアクセス可能なユーザー数(通常ユーザー・ゲストユーザー)を確認できるようになりました。
● 参照されているアプリ数を表示
各アプリが他のアプリから参照されている数を、アプリ一覧で確認できるようになりました。
🌐言語設定● マレー語対応範囲を拡大
プロフィール画面やcybozu.com共通管理画面でも、マレー語表示ができるようになりました。
📱 モバイル(iOS)● 写真を編集してアップロード可能に
写真の回転、トリミング、明るさやコントラストの調整をした上でアップロードできるようになりました。
📱 モバイル(Android)
● 写真撮影時に、書類に適した自動補正を行うことが可能に
端末のカメラで書類をスキャンし、PDFファイルとしてそのままアップロードできるようになりました。
🧩JavaScript API(アプリ)
● フィールドのスタイル変更APIの対象画面を拡張
レコード詳細画面・印刷画面でも、フィールドのスタイル変更と取得ができるようになりました。
● レコード一覧画面のセル単位でスタイル変更が可能
一覧画面のヘッダーやボディのセルに対して、スタイルの変更と取得ができるようになりました。

まとめ|4月は使い方アップデート

これまでのアップデート情報

🔎キーワードの除外検索に対応

全体検索やアプリ内検索で、「-キーワード」と指定して特定のキーワードを除外して検索できるようになりました。

これにより、検索結果の件数が多い場合でも、不要な情報を除外しながら絞り込むことができます。たとえば「東京都(スペース) -千代田区」と検索すると、「東京都」の中でも千代田区を除いたデータだけを表示することが可能です。

これまでは、検索結果が多すぎると、一覧をスクロールしながら目で探すしかありませんでしたが、今後は「除外」という切り口で一気に候補を絞り込めるようになります。

特に、似たようなデータが多いアプリや、日々レコードが増えていく業務では、「これ違う!!」の情報をまとめて除外しながら、欲しい情報にたどり着くまでの時間短縮につながりそうです。

▼動物のジャガーについて検索したいときに…
検索:ジャガー -車

みたいな…(こんな検索、あんまりしないですかね💦)

▼「最近「案件化した」ってどこかで見たんだけどどのお客様だったかしら?」というとき、「案件」で検索したところ、たくさんヒットしてきました。
ここから自分がほしい情報まで行きつくのは心が折れそうです。
とくに対象外の「株式会社サイボウズ商事」がたくさんあって探すのに少し邪魔です。

▼そこで、-(ハイフン)に「サイボウズ商事」をくっつけて除外キーワードに指定しますと、検索結果から「サイボウズ商事」の情報がまるっと消えました。
あ!「キントーンシステムズ」も対象外だわ…

▼…ということで、さらに、-(ハイフン)に「キントーンシステムズ」をくっつけて除外キーワードを追加して、キントーンシステムズの情報も消しました。
ずいぶん、候補が絞られましたね。
「あーそうそう案件化したのは『ヤマシタ実業株式会社』様だったわ!」ということになるわけですね。

アプリ内検索ですと、「絞り込み」機能で十分と思いますが、
コメント検索や全体検索のように“細かく条件がかけられない場面”だと、この除外検索がちょっと効いてきます。
検索のついでに“これじゃない”や“ノイズ”を外せる、そんな使い方になるかと思います。

⚙️設定変更履歴を最大1,000件まで確認可能に

アプリ設定の変更履歴を、これまでの50件から最大1,000件まで確認できるようになりました。

これにより、変更頻度の高いアプリや、長期間運用しているアプリでも、過去の設定変更をさかのぼって確認しやすくなります。

これまでは履歴がすぐに流れてしまい、「いつ・誰が・何を変更したのか」が追いきれない場面もありましたが、今後はトラブル時の原因特定や、設定変更の振り返りがしやすくなりそうです。

特に、複数人で管理しているアプリや、細かく改善を重ねているアプリでは、安心して運用を続けるための“見える化”として役立ちそうです。

アプリ変更履歴(2月アップデート記事のおさらい)

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画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-2-1024x607.png

📊アクセス可能なユーザー数を表示

アプリ一覧で、各アプリにアクセス可能なユーザー数(通常ユーザー/ゲストユーザー)を確認できるようになりました。

これにより、どのアプリにどれくらいのユーザーがアクセスできる状態になっているかを、一覧で把握できるようになります。

これまでは、アクセス権の設定を各アプリひとつひとつ確認しないと全体像が見えませんでしたが、今後は、アプリの棚卸しや権限の見直しを行う際に、「想定より多くの人に公開されていないか」といったチェックがしやすくなります。

▼kintoneシステム管理>アプリ管理>アプリの一覧
アクセス可能な通常ユーザー数]列と[アクセス可能なゲストユーザー数]列のデータは、[アプリ管理]画面を開いた時点では[未取得]の状態です。
[アプリの一覧]の左上にある[手動更新データを取得]ボタンをクリックします。

[手動更新データを取得]ダイアログが表示されるので、[取得する]ボタンをクリックします。

▼[アクセス可能な通常ユーザー数]列と[アクセス可能なゲストユーザー数]列に、各アプリにアクセス可能なユーザー数がそれぞれ表示されます。

👉一度データを取得したあとWebブラウザを再読み込みすると、これらの列のデータは[未取得]の状態に戻ります。

👉データの取得回数は、1日あたり10回までです(取得回数は、協定世界時の午前0時(日本標準時の午前9時)に毎日リセットされます)

👉全てのアプリにアクセス可能なcybozu.com共通管理者・kintoneシステム管理者、および各アプリの管理権限を持つユーザーは、各アクセス権の設定状況に関わらず表示される数には含まれません。

▼アクセス可能なユーザー数は、通常のアクセス可否の判定と同様に、アプリの各種アクセス権の設定に加え、所属するスペースの公開範囲やアプリグループの設定などの諸条件を踏まえたものが表示されます。
それぞれの列で表示されるユーザー数のカウント条件については、こちらをご確認ください。
[アクセス可能な通常ユーザー数]列に表示されるユーザー数について
[アクセス可能なゲストユーザー数]列に表示されるユーザー数について

📊参照されているアプリ数を表示

各アプリが他のアプリから参照されている数を、アプリ一覧で確認できるようになりました。どのアプリがルックアップや関連レコード一覧などで、どれだけ他のアプリから参照されているかを一覧で把握できます。

これまでは、個別に確認する必要があり、「このアプリ、消しても大丈夫?」の判断が難しい場面もありました。

今後は参照されている数を手がかりに、影響範囲を把握しながら、安心して整理や見直しができるようになりそうです。

▼kintoneシステム管理>アプリ管理>アプリの一覧

👉当該アプリがどのアプリから参照されているかを確認したい場合は、アプリ設定(歯車)内の「このアプリを参照しているアプリ」画面から確認していました。

👉この列の値は、上記の「アクセスできるユーザー数」と違い、日次で自動更新されます。リアルタイムの反映ではありません!
(なので、その日作ったばかりのアプリは反映されないので要注意!)

🌐マレー語対応範囲を拡大

マレー語対応(3月アップデートのおさらい)

プロフィール画面やcybozu.com共通管理画面でも、マレー語表示に対応しました。これまで一部に限られていたマレー語対応が広がり、より多くの画面で言語を切り替えて利用できるようになります。

海外メンバーを含む環境や、多言語での運用を行っている場合にも、より使いやすくなりそうです。

▼アカウント設定>プロフィール>基本情報
(2026.3.1アカウント設定での言語切替でマレー語選択ができませんでしたが、
現在はしっかり選択肢に含まれています。一番下がマレー語のようです💦)

📱モバイル(iOS):写真を編集してアップロード可能に

写真の回転やトリミング、明るさ・コントラストの調整を行った上で、そのままアップロードできるようになります。

これにより、撮影後に別のアプリで編集してからアップロードする手間がなくなり、kintoneモバイルアプリ上で一連の作業が完結します。

現場で撮影した写真をそのまま記録する業務や、証跡として画像を残すケースでも、よりスムーズにkintoneに登録できるようになりそうです。

本機能は iOS 18.4 以降でご利用いただけます。

👉この新機能の利用には、モバイルアプリのアップデートが必要です。
この新機能を含むアップデートの配信は、4月中を予定しています。
…とのことです。楽しみですね。

📱モバイル(Android):写真撮影時に、書類に適した自動補正を行うことが可能に

「書類を撮影して補正」が利用可能になります。

スキャン時には、自動でトリミングや傾き・歪みの補正、明るさの調整が行われるため、専用のスキャンアプリを使わなくても、見やすい状態で保存できます。

これまでは「撮影→別アプリでスキャン→保存→アップロード」といった手順が必要でしたが、今後はkintoneモバイルアプリだけで完結できるため、現場での紙書類のデータ化がよりスムーズになりそうです。

👉この新機能の利用には、モバイルアプリのアップデートが必要です。
この新機能を含むアップデートの配信は、4月中を予定しています。
…とのことです。こちらも楽しみですね(あ、私、iPhoneでした。残念)

※【追記:2026/03/30】当初、アップロードされるファイルの形式がPDFファイルとなっていたのですが、画像ファイル形式に変更になっています。

🧩JavaScript API(アプリ):フィールドのスタイル変更APIの対象画面を拡張

フィールドのスタイル(背景色・文字色・太字・下線など)の変更・取得を行うAPIが、レコード詳細画面や印刷画面でも利用できるようになりました。

これにより、これまで対応していたレコード追加・編集画面だけでなく、複数の画面で同じAPIを使ってスタイルを制御できるようになります。

画面ごとに処理を分ける必要がなくなり、開発時の実装や保守の手間が軽減されるほか、画面間で統一された見た目を実現しやすくなりそうです。
kintone画面からの印刷レイアウトがこれまで正直イマイチだったのですが、これによりシュッとした帳票出力などが可能になるといいですね。

👉詳細はcybozu developer networkをご覧ください。

👉リリース済みのレコード追加・編集画面のAPIは以下をご覧ください。
フィールドのスタイルの設定
フィールドのスタイルの取得

🧩JavaScript API(アプリ):レコード一覧画面のセル単位でスタイル変更が可能に

レコード一覧画面の表を構成するセルに対して、背景色や文字色、太字、下線などのスタイルを変更・取得できるJavaScript APIが追加されました。

これにより、一覧画面のヘッダーや各セルごとにスタイルを適用できるようになり、条件に応じた強調表示などが柔軟に行えます。

また、従来は対応していなかったヘッダー行やボタン列のスタイル変更も可能となり、一覧画面全体の見せ方をより細かく制御できるようになりました。

視認性の向上や、重要な情報の強調表示など、一覧画面の使いやすさを高める工夫がしやすくなりそうです。

👉こちらも、詳細はcybozu developer networkをご覧ください。

▼APIの更新内容の詳細は『kintone API アップデート情報』を確認ください。
2026年4月12日 kintone API アップデート情報

まとめ
4月は「時短」のアップデート

4月アップデートは、
「絞れる・見える・その場で完結」が揃ってきたな…
そんな印象です。

検索は、不要な情報を外しながら探せるようになり、
管理まわりは、状況を一覧で把握できる場面が増えました。

さらに、モバイルではその場で処理が完結する流れが整い、
これまで分かれていた作業が、ひとつにまとまってきています。

大きな機能追加というよりは、
日々の使い方を整えていく方向のアップデートと言えそうです。

▼公式サイト
2026年4月版 主なアップデート

▼ジョイゾー記事
これまでのアップデート情報

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