kintoneの基本操作

レコード追加・編集画面の数値フィールドが桁区切りのカンマ付き数字や全角数字入力に対応【2023年10月アップデート情報】

こんにちは！ジョイゾーの川岸です。

kintone（キントーン）10月のアップデートで、より便利に使える機能が増えましたのでご紹介したいと思います。アップデート情報の詳細は以下のkintoneサイトをご覧ください。
2023年10月版 主なアップデート

今回アップデートされた内容のうち、以下についてご紹介します。

・レコード追加・編集画面の数値フィールドが桁区切りのカンマ付き数字や全角数字入力に対応
・ルックアップフィールドの設定から「関連付けるアプリ」を開けるように

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レコード追加・編集画面の数値フィールドが桁区切りのカンマ付き数字や全角数字入力に対応

レコード追加・編集画面で、桁区切り付きの数字や全角の数字を入力しても保存できるようになりました。また、レコード追加・編集画面でも数値フィールドに桁区切りが表示されるようになりました。

【アップデート前】
これまでは、全角のまま入力したとき・桁区切り記号の削除を忘れていた場合は、入力エラーが通知され保存ができませんでした。

また、レコード詳細・一覧画面など、レコード保存後の画面でのみ桁区切りが表示されており、レコード追加・編集画面では桁区切りが表示されず、桁数が多い場合に読みづらくなっていました。

【アップデート後】
レコード追加・編集画面で、桁区切りのカンマ付きの数字や全角の数字を入力した場合、半角数字に自動で変換されエラー表示がされず保存できるようになりました。これにより、Excelや他のデータからコピーして貼り付けたときや全角で入力したときのエラー修正の手間が減りました。

レコード追加・編集画面でも数値フィールドに桁区切りが表示されるようになり、桁数が多い場合もレコード保存後の画面だけでなくレコード追加・編集画面でも数字が読み取りやすくなりました。

※「桁区切りを表示する」の設定が有効時のみ、桁区切りが表示されます。
※モバイル版のレコード追加・編集画面では桁区切りは表示されませんのでご注意ください。

ルックアップフィールドの設定から「関連付けるアプリ」を開けるように

ルックアップフィールドの設定から、「関連付けるアプリ」を開けるようになりました。「関連付けるアプリ」を選択する前にアプリを開ける機能は、2022年12月版にてリリース済みでしたが、今回のアップデートではルックアップフィールドの「関連付けるアプリ」を設定後にも、アプリを開けるようになりました。

「関連付けるアプリ」を選択する前にアプリを開ける機能について、詳しくは下記ブログをご覧ください。

kintoneのリンクを直接kintoneモバイルアプリで開けるように【2022年12月アップデート情報】

【アップデート前】
ルックアップフィールドを設定する前に「関連付けるアプリ」を開くことはできましたが、ルックアップフィールドを設定後、ルックアップフィールドを設定しているアプリからは確認できず、アプリを探す必要がありました。

【アップデート後】
ルックアップフィールドの設定の「関連付けるアプリ」がリンクになり、クリックするとそのアプリが開けるようになりました。 関連付けたアプリのフィールドやレコードの入力内容などの情報をすぐに確認でき、設定を見直したいときに該当のアプリを探して開くという手間が減りました。

おわりに

今回のアップデートでは、ルックアップフィールドの設定から「関連付けるアプリ」を開けるようになりました。ルックアップフィールドを設定前に「関連付けるアプリ」を確認することは以前のアップデートによりできていたのですが、ルックアップフィールドを設定後にも「関連付けるアプリ」を探す手間を減らして見直すことができるようになり、さらに便利になりました。

その他にも、アプリ設定のプラグイン画面にリンクが追加、アプリ設定の JavaScript / CSS でカスタマイズ画面、APIトークン画面にリンクを追加され、検索する手間が減り導線がわかりやすくなりました。

詳しくは、kintoneアップデート情報をご覧ください。
2023年10月版 主なアップデート

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