「再利用フィールド指定プラグイン」で再利用時に初期値をセットできる機能が追加されました

弊社では、インストールするだけでkintone(キントーン)を機能拡張させることができる追加プログラム「kintoneプラグイン」を提供しております。
3月22日のアップデートで、「再利用フィールド指定プラグイン」のオプションとして再利用時に初期値を指定できるようになりましたので、ご紹介します。

再利用フィールド指定プラグインとは?

再利用フィールド指定プラグイン」は、kintoneアプリのレコードの再利用機能でレコードを作成する際に、コピー対象のフィールドを指定することができるプラグインです。

例えば、毎月の請求書管理で前月のものをコピーする時に顧客情報だけをコピーさせることが可能になります。
必要な情報だけがコピーされるので、再利用時の値の消し忘れなどの誤入力防止につながります。

レコード再利用時に初期値をセットできる機能が追加されました

今までは対象フィールドをコピーする/しないの指定だけが可能でした。
また、コピー対象外にしたフィールドは、初期値がクリアされ空の状態で表示される仕様となっていました。

今回のアップデートにより、再利用時に初期値を有効にするか指定できるようになりました!

例えば、毎月作成している[物品購入申請]アプリで先月分のレコードを再利用するとき、日付フィールドの初期値(レコード登録時の日付)が表示される設定にすれば入力の手間が省けます。

実際に試してみましょう

[物品購入申請]アプリでの利用例をご紹介します。
「タイトル」「承認者」「申請日」フィールドをコピー対象外に指定し、「タイトル」「申請日」フィールドに[初期値]を、「承認者」フィールドに[空白値]を適用します。
※ここでは事前に「再利用フィールド指定プラグイン」をkintoneに読み込んでいる想定でご紹介します。

プラグインの設定画面を開きます。
アプリの設定を変更する>設定>プラグイン>「再利用フィールド指定プラグイン」設定画面

1.ラインセンスキーを入力します。

2.再利用時にコピーしたくないフィールドを指定します。
*ここで指定しないフィールドが再利用対象となります。

3.そのフィールドを空白値として表示するか、初期値で表示するかを選択します。

4.最後に保存をクリックします。アプリを更新したらプラグインの設定は完了です。

さっそく再利用を試してみましょう!
作成済のレコード詳細画面を開き、「レコードを再利用する」をクリックします。

「申請日」と「タイトル」フィールドには[初期値]が表示され、「承認者」フィールドは空の状態で表示されました!

弊社プラグインは1サブドメイン内で適用するアプリ数に制限はありませんので、各アプリや業務に合わせて設定をカスタマイズしてみてください。
プラグインは30日間無料でご試用いただけます。是非お試しください。

「再利用フィールド指定プラグイン」ページ

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