kintoneタスク管理プラグイン「KANBAN」を使ってみた

前回、株式会社アーセス様から提供開始されたスケジュール管理プラグイン「KOYOMI」についてご紹介させていただきました。
今回は、同じくアーセス様から提供されている「KANBAN」の使い勝手を試してみましたのでご紹介したいと思います。

かんばん方式なのでステータスが一目瞭然!

KANBANの強みと言えば、その名前の通りかんばん方式でタスクを見える化できることでしょう。

kintoneのToDoアプリだと一覧での表示のみなので、締め切り日や進捗状況順に並べ替えることはできますが、パッと見では各タスクの状況が分かりづらいように感じます。
一方KANBANでは、ステータスごとにまとめて表示されるので、一目で各タスクの状況が分かり、全体を把握した上で業務を遂行できます。

【kintoneのみ】

【KANBANプラグイン追加後】

ステータスの変更やメンバーの追加もドラッグ&ドロップで可能

ドラッグ&ドロップで、カードを移動させて簡単にステータスを変更することができます。
また、メンバーの追加や削除もボード上で行えるので、全体の状況を見ながらメンバーの調整が可能です。

かんばんビューの一覧の追加も簡単

かんばんビューの一覧を複数作成したい場合は、プラグイン設定の「カスタマイズビューの設定」に記載がありますのでその通りに設定すれば簡単に追加が可能です。

実際に作成してみましょう。
以下のコードをコピーし、一覧設定画面のHTMLコードの項目に貼り付けます。
<div id=”todo-ex”></div>

一覧を保存し、アプリを更新します。
かんばんビューの一覧が作成されました。とても簡単ですね。

また、ヘッダーや背景色は16進数カラーコードで指定できるので、一覧ごとに色を変えることも可能です。

kintoneの良さを活かしたコミュニケーションツール

カードの詳細画面では、kintoneのレコード詳細画面と同様の操作が可能なので、kintoneの強味でもあるコミュニケーションの取りやすさはそのままです。

例えば、新人研修の課題をアプリで管理しているとします。
コメント欄を使って分からないことを質問すれば、講師側が何についての質問なのかがすぐ分かりますし、新入社員は何でつまづいたのか後で読み返すことができるので復習しやすくもなります。

また、「かんたん」「ふつう」「むずかしい」など、課題の難易度をタグで表示すれば、簡単なものから取り組んだり、じっくり取り組む時間が取れた時は難易度の高い課題に挑戦するなど、自分のペースで取り組むことができます。

このように、工夫次第で活用範囲はまだまだ広がりそうなプラグインでした。
現在30日間無料のトライアル版が公開されていますので、是非この機会に試してみてください!
タスク管理プラグインKANBAN

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