こんにちは。ジョイゾーのkintoneおばちゃんです。
寒暖差に翻弄され、天気痛に悩まされ…そんな毎日が続いていましたが、みなさんお元気ですか?
11月も大きなアップデートはありませんが、日々の業務を見直すヒントになる機能が加わります。
「どの工程に時間がかかっているのかな?」をグラフで確認したり、担当者に作業のポイントを伝えたり。いつもの業務を少し進めやすくしてくれそうです。AIによる情報検索や、利用状況の確認も進化します。
それでは、今月も気になるアップデートを一緒に見ていきましょう!
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2026年11月 主なkintoneアップデート
| カテゴリー | アップデート概要 |
|---|---|
| 📊 プロセス分析 | ●ステータスごとの所要時間をグラフで確認可能に |
| 📋 プロセス管理 | ●ステータスごとに「作業者向けの説明」を設定可能に |
| 🛠️ 開発基盤 | ●kintone内の情報を横断検索できるREST APIが登場 |
| 🤖 AI機能 | ●kintone MCPサーバーに全体検索ツールを追加 |
| 📊 利用状況 | ●AI機能ごとの利用状況をダッシュボードで確認可能に |
| 🤖 AI | ●「AIクレジット」の追加購入が可能に【11月18日〜】 |
| 🌾 まとめ | まとめ:11月はプロセス管理の活用とAIによる情報検索がさらに便利に |
| これまでのアップデート情報 |
👉アップデート内容は変更される場合があります。
最新の情報はこちらをご覧ください。
📊 プロセス分析:
ステータスごとの所要時間をグラフで確認可能に
「対応に時間がかかっているけれど、どこを見直せばいいんだろう?」
プロセス管理で業務を進める中で、そんなふうに感じたことはありませんか?
今回、レコードが各ステータスに滞在した時間の合計を、履歴をもとに集計してグラフで確認できるようになります。 業務のどの工程に時間がかかっているのかを把握し、改善のヒントを探せます。
■ 一覧画面から「プロセスを分析する」を選択
プロセス管理を設定したアプリのレコード一覧画面で、[…]メニューから[プロセスを分析する]をクリックすると、分析画面が開きます。

■ 時間がかかっている工程を見つけ、業務の見直しに
たとえば、問い合わせ対応アプリで「担当者割り当て中」の滞在時間が長ければ、担当者を決めるまでの流れを見直すきっかけになります。
「なんとなく時間がかかっている」をグラフで確かめられると、改善に向けた話し合いもしやすくなりそうですね。
■ 実際に、ブログの記事制作アプリを分析してみました
社外向けブログの記事制作を管理しているアプリで、対象期間を2026年1月1日〜10月31日に絞って各ステータスに滞在した時間を見てみました。
この期間では、「確認完了・公開待ち」の合計滞在時間が最も長くなっています。公開予定に合わせて待っているのか、承認後の作業に時間がかかっているのか、流れを確認するきっかけになりそうです。
期間を変えると、時間がかかっている工程の見え方も変わります。分析したい期間や履歴数も確認しながら、業務を見直すヒントとして活用できますね。
※滞在時間には、実際に作業している時間だけでなく、次の対応までの待ち時間も含まれます。

▼分析する条件は、(上記)画面右上の[分析の設定]から変更できます。

今回は「履歴の対象期間」を2026年1月1日〜10月31日に設定し、ステータスごとの「滞在時間(合計)」と「履歴数」を表示しました。
この画面では、分類する項目や集計方法の変更、対象レコードの絞り込みもできます。確認したい業務や期間に合わせて条件を設定し、[適用]をクリックすると、結果がグラフに反映されます。
📋 プロセス管理:
ステータスごとに「作業者向けの説明」を設定可能に
「承認を頼まれたけれど、何を確認すればいいんだっけ?」
そんなときに役立つ機能が加わります。
プロセス管理の各ステータスに、作業の手順や注意点を記載した「作業者向けの説明」を設定できるようになります。 今のステータスで何をすべきかを、レコードの画面から確認できます。
※最新チャネルを利用している検証環境では、10月31日時点で「作業者向けの説明」の設定項目を確認できなかったため、今回は公式資料の画面をもとにご紹介します。
■ ステータスごとに手順や確認ポイントを設定
プロセス管理の設定画面で、「作業者向けの説明」の[設定]をクリックすると、説明を入力できます。
▼設定方法(プロセス管理設定画面)

たとえば、申請アプリの「承認者確認中」ステータスに、承認時の確認ポイントや、その後に行う操作を記載しておくといった使い方ができます。
■ 作業中のレコードから説明を確認
説明が設定されているステータスでは、レコード詳細画面に[作業の説明を見る]ボタンが表示されます。作業者はこのボタンをクリックして、説明を確認できます。
▼確認方法(レコード詳細画面)

また、言語ごとの名称設定を使うと、ログインユーザーの言語設定に応じて説明を出し分けることも可能です。
手順を確認するために別のマニュアルを探す手間が減り、慣れていない作業でも進めやすくなりそうですね。
🛠️ 開発基盤:
kintone内の情報を横断検索できるREST APIが登場
プログラムから、kintone内の情報をまとめて検索できる「全体検索API」が利用可能になります。
アプリのレコードやコメント、スペースのスレッド、添付ファイルの中身などを横断して検索できます。特定のアプリやスペースに検索範囲を絞ることも可能です。
▶全体検索API [POST] /k/v1/search.json
詳しい仕様は、cybozu developer networkをご覧ください。
🤖 AI機能:
kintone MCPサーバーに全体検索ツールを追加
kintone MCPサーバーは、2025年9月のアップデートで提供が開始されました。
👉詳しくは、2025年9月のアップデート記事をご覧ください。
今回は、先ほど紹介した「全体検索API」を活用するツールが追加されます。
情報がどのアプリやスペースにあるかを詳しく知らなくても、キーワードをAIに伝えて、kintone内の業務情報を探せるようになります。
たとえば、「A社の過去の対応履歴を要約して」「価格改定について話し合ったスレッドを探して」といった使い方が紹介されています。添付ファイルの中身をAIが参照することも可能です。
※利用するには、kintone MCPサーバーを最新バージョンに更新する必要があります。
※kintone MCPサーバーのダウンロードや更新情報は、mcp-serverのReleasesから入手できます。
📊 利用状況:
AI機能ごとの利用状況をダッシュボードで確認可能に
10月のアップデートで、kintone AIの利用状況を確認できるようになった「利用状況ダッシュボード」。今回は、特定のAI機能に絞って利用状況を表示できるようになります。
👉詳しくは、2026年10月のアップデート記事をご覧ください。
[対象機能]から確認したいAI機能を選ぶことで、機能ごとの利用状況を把握できます。また、AIクレジットの月ごとの使用量や、機能ごとの使用量も確認できます。
「どのAI機能が使われているのかな?」「クレジットは何に多く使っているのかな?」が分かると、社内で活用を広げたい機能の検討や、今後のクレジット使用量を見通すのに役立ちそうですね。
※利用状況ダッシュボードは、スタンダードコース・ワイドコースで利用できます。
※最新チャネルを利用している検証環境では、10月31日時点で「対象機能」の項目を確認できなかったため、今回は公式資料の画面をもとにご紹介します。
▼ 利用状況を表示するAI機能の選択

▼ AIクレジットの月ごとの使用量、機能ごとのAIクレジット使用量

🤖 AI:
「AIクレジット」の追加購入が可能に【11月18日〜】
2026年11月18日から、毎月のAIクレジットの上限を引き上げられるオプションサービスが販売されます。
kintoneのAI機能は、契約ライセンス数に応じて毎月付与される「AIクレジット」を消費する仕組みです。使い切ると、翌月にリセットされるまでAI機能を利用できなくなります。
今回のオプションを追加購入すると、ライセンス数を増やさずに、毎月付与されるAIクレジットを増やせます。
| 購入単位 | 月額(税抜) | 年額(税抜) |
|---|---|---|
| 1,000クレジット | 2,500円 | 30,000円 |
先ほどのダッシュボードで使用量を確認しながら、必要に応じて追加を検討できますね。
※詳しい購入方法は、今後ヘルプ等で案内される予定です。
まとめ:11月はプロセス管理の活用とAIによる情報検索がさらに便利に
11月は、ステータスごとにかかった時間を確認できる「プロセス分析」と、作業の手順や注意点を伝える「作業者向けの説明」が加わります。日々の業務の流れを見直したり、担当者が迷わず作業を進めたりするのに役立ちそうですね。
AI関連では、全体検索APIと、それを活用するkintone MCPサーバーの検索ツールが登場します。また、AI機能ごとの利用状況の確認や、AIクレジットの追加購入も可能になります。
まずは身近なアプリで、どの工程に時間がかかっているかを確かめてみると、改善のヒントが見つかるかもしれません。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
各地から初冠雪の便りも届き、いよいよ寒い季節が近づいてきました。
皆さま、暖かくして、どうぞご自愛ください。
それでは、12月のアップデートでまたお会いしましょう😊
▼公式サイト
2026年11月版 主なアップデート
▼ジョイゾー記事
これまでのアップデート情報
