「すべてのアプリ」一覧がアプリ名順で表示されるように【2022年7月アップデート機能】

kintone(キントーン)の7月のアップデートで、より便利に使える機能が増えましたのでご紹介したいと思います。

アップデート情報の詳細は以下のkintoneサイトをご覧ください。
2022年7月版 主なアップデート

今回アップデートされた内容のうち、以下についてご紹介します。
「すべてのアプリ」一覧がアプリ名順で表示されるように
「最近公開されたアプリ」一覧をアプリ一覧の選択肢に追加
ユーザーのアクセス状況画面の「過去30日間のアクセス日数」列がCSVダウンロードに対応

「すべてのアプリ」一覧がアプリ名順で表示されるように

ポータルのアプリウィジェットやサイドメニューで表示される「すべてのアプリ」一覧が、アプリ名順で表示されるようになりました。

今までは新しく公開された順でアプリが表示されていたため、アプリ作成後に任意の順番に並び替えるということができませんでした。

アプリ名順で表示されるようになったことにより、アプリ名の先頭に「1」「2」「3」といった連番をつけて順番を並び替えたり、共通文字を先頭につけて連続して表示するといったことができるようになりました。

※スペース内のアプリ一覧は対応していません。
※モバイル版は対応していません。

【アプリウィジェット】
アプリ名の先頭に「1」「2」「3」といった連番をつけると、このようにアプリ名の昇順で表示されます。

また、共通文字が先頭についていると連続して表示されるので、関連したアプリを探しやすくなりました。

【サイドメニュー】
サイドメニューの「すべてのアプリ」一覧も同様にアプリ名順で表示されます。

「最近公開されたアプリ」一覧をアプリ一覧の選択肢に追加

ポータルのアプリウィジェットやサイドメニューに、「最近公開されたアプリ」一覧が追加されました。

前述した通り今月のアップデートでは、「すべてのアプリ」一覧がアプリ名順で表示されるようになりましたが、今まで通り公開された順で表示したいという方もいると思います。
その場合は、「最近公開されたアプリ」一覧を選択することで、新しく公開された順で表示することができます。

【アプリウィジェット】
アプリウィジェットで「最近公開されたアプリ」一覧を選択します。

新しく公開された順でアプリが表示されます。

【サイドメニュー】
サイドメニューでも同様に「最近公開されたアプリ」一覧が利用できます。

ユーザーのアクセス状況画面の「過去30日間のアクセス日数」列がCSVダウンロードに対応

6月のアップデートにて、kintoneシステム管理に「ユーザーのアクセス状況」が追加され、各ユーザーのkintoneへのアクセス状況を一覧で確認できるようになっていました。
6月時点では、アクセス状況の一覧をCSV形式でダウンロードした際、「過去30日間のアクセス日数」列は含まれていませんでしたが、今回のアップデートで含まれるようになりました。

kintoneシステム管理>ユーザーのアクセス状況 を開き、
「CSV形式でダウンロードする」をクリックします。

「過去30日間のアクセス日数」列がダウンロードしたCSVに含まれます。

おわりに

今回のアップデートでは、「すべてのアプリ」一覧がアプリ名順で表示されるようになり、番号などをアプリ名の先頭につけることでアプリを任意の並び順に変更することが可能になりました。

ちなみに、以前からお気に入りに登録したアプリの並び順を変更することは可能です。
お気に入りのアプリを並び替える(kintone ヘルプ)
しかし、お気に入りのアプリの登録や並び順の変更はユーザー自身が個別で設定する必要があり、管理者が一括で設定することができないため、この機能を活用できていないユーザーもいたかもしれません。

今回アプリ名順で表示できるようになったことで、管理者側でアプリ名を調整しあらかじめ使い勝手のいい並び順に設定しておけば、全社共通の並び順になるので、ユーザー自身がわざわざお気に入り登録や並び順の設定をしなくてもいいので便利ですね。

今後のアップデートも楽しみにしています!

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