パワーアップした絞り込み条件の使い所

2016年5月8日(日)のkintoneアップデートにより、絞り込みの条件が強化され、日付フィールドや日時フォールドの絞り込みで、「今日から」「今週」「先週」を指定できるようになりました。

 

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今までも「今日」や「今月」、「先月」といった特定の日付を指定しない検索はできましたが、「今日から◯◯日後」といった検索ができなかったため、実現しようとするとどうしてもJavaScriptでカスタマイズをする必要がありました。

今回のアップデートで基本機能として搭載されたため、これだけの理由でカスタマイズをする必要がないということはライセンスも場合よっては「ライトプランでOK!」という恩恵を受けるところもでてくるのではないでしょうか?(笑)

今回、実際に機能を試してみたので2つほどありそうなケースを想定して紹介したいと思います。

ケース1:「先週」の日報を上長が確認

「上長が部下の先週の日報を確認したい」といった場合には、「先週」を利用して以下のように絞り込みます。
 *「日付」フィールドを日報日付として利用

 

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これだけでもかなり欲しかった機能ではないでしょうか??

ケース2:今日から30日以内に期限が切れる契約書を一覧で確認

契約書など期限がある文書をkintoneで管理している場合、今まで通知のリマインド機能を使って、「期限が切れる30日前になったら通知」といった運用はされているかと思います。

この条件が一覧で設定できるようになったので、ますます利便性があがります。

例えば、ログインユーザーが担当している30日以内に期限が切れる契約書を絞り込んで確認する場合は、「今日から」を利用して、「今日」を起点として契約期限日が30日後(未来日付)で以下のように絞り込みます。

 

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他にも設定条件が色々と追加

上記以外でも「曜日」を指定した絞り込み「今週」で絞り込みなど他にも様々な絞り込み方法が可能となり、柔軟な絞り込みが可能となりました。

日付型フィールドは日付での範囲指定や上記のようにある日を基点として条件検索ができて活きてくるフィールドだと思いますので、今後ますます活用方法が増えてくるのではないでしょうか?

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