こんにちは、ジョイゾーでシステム39のエンジニアをしている齋藤です。
じぶんページの更新情報を見ていたら、2026年5月に、ずっと待ち望んでいた機能がついに追加されていました。
ログインしている人の情報によって、ルックアップの選択肢そのものを絞り込めるようになったんです!
【重要】ルックアップの絞り込み表示が可能になりました。利用者のログイン情報(メールアドレスや自由設定フィールドの値など)によって、表示されるルックアップの選択肢を制限できます。
引用:じぶんページ 更新情報
早速、どんな感じで制限できるのか、実際に操作してみたいと思います。
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どういうことができるようになったの?
じぶんページのルックアップ機能は、外部のフォームサービスの中でも対応しているものが少なく、とても便利な機能です!
ただ、ログインしている人に関係ない選択肢まで全部表示されてしまうので、「もう少し絞り込めたら便利なのに〜!」と悩んでいました。
それが、今回のアップデートで解決しました!
ログイン情報(メールアドレスや、じぶんページ側の自由設定フィールドの値など)を条件にして、表示される選択肢自体を絞り込めるようになりました。
たとえば、こんな場面で使えそうです。
- 取引先ごとに専用ページを発行し、自社の担当者一覧だけを選ばせたい
- 部署や拠点によって、選べる商品・拠点マスタを分けたい
- ログインしている本人に関係する選択肢だけに絞りたい
実際にやってみました
実際に動かしたほうが分かりやすいと思うので、簡単なアプリを作って検証してみました。
取引先がじぶんページから発注する際、
「その取引先に対して自社がいくらで販売するか」を決めている商品だけが選べるようにする。
という設定です。
取引先ごとに価格が違うこともあるので、ログインしている取引先に応じて
「発注できる商品とその価格」のみが分かる状態を目指します。
まずkintone側に商品マスタを作り、ダミーデータを登録しました。
株式会社ジョイゾー向けの商品を3件作成し、各レコードに「取引先メールアドレス」を持たせています。

じぶんページの発注依頼ページには、商品コード(ルックアップ)フィールドを用意しました。

絞り込み条件を設定する前は、当然ながらログインしている取引先に関係のない商品まで全部候補に出てきてしまいます。

これを直していきます。
設定方法
設定はじぶんページの管理者画面から行います。
絞り込みたいルックアップフィールドを見ると、「絞り込み条件」という項目が増えていました。

ここをクリックすると、絞り込み条件の設定画面に進みます。

ユーザーごとの条件として、「kintoneフィールド」「条件」「じぶんページユーザーフィールド」の3つを指定するだけです。今回は「メールアドレスが等しい」という条件にしました。
設定したら、あらためて「株式会社ジョイゾー」としてログインし、発注依頼ページを開いてみます。

商品コード欄を検索すると、ジョイゾー向けに販売している3件だけが候補に出てきました!
商品コードを選んで保存すると、kintone側の発注管理アプリにも同じ内容がしっかり登録されていました。

他のユーザー向けの情報はもちろん見えません
念のため、他社の商品名「ラベルシール」で検索してみると、検索結果は0件。
ちゃんと絞り込まれていることが確認できました。

これで、取引先に他社向けの商品名や価格が見えてしまう心配もありません。取引先ごとに価格が違うケースでも、自社の価格情報を安心して見せられるのは地味に大きなポイントだと思います。
なぜ待ち望んでいたのか
「ログイン者ごとに見せる選択肢を制限したい」という要望は、じぶんページの設定を構築する場面でたびたび出てきていました。
ただ今までは、じぶんページ単体の標準機能だけではこれができず、フォームブリッジとkViewerを組み合わせるしかないというのが実情でした。この2つの連携は非常に強力で柔軟ですが、もう少しシンプルにサクッと構築したい場面では、少し大掛かりに感じることもありました。 そもそも、ツールの得意とする領域が違い、フォームブリッジ+kViewerは「見せる」「入力させる」ことに特化した専用ツールを連携させる構成です。
一方じぶんページは、最初から複数の機能を1つのポータルとしてまとめて作る発想なので、一覧・詳細・入力・編集などをひとつの導線でまとめたい場合に向いています。
それが今回、管理者画面から設定するだけで完結するようになりました。追加のツールを組み合わせる必要がなくなった分、選べる構成の幅がぐっと広がったのがうれしいポイントです。
まとめ
じぶんページのルックアップに、ログイン情報ベースの絞り込み表示が追加されました。これまでフォームブリッジ+kViewerでしか実現できなかった構成が、じぶんページ単体でも組めるようになったのは、実はかなり大きな進化だと思います。
同じような要望を抱えていた方は、ぜひ管理者画面を覗いてみてください!
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