スレッドのアクション機能を使おう

kintoneにはアクション機能というのがついており、以前にこのブログでも機能の紹介をしました。

前回、紹介したのはあるアプリから別のアプリにレコードをコピーできる機能ですが、今回は、スペース上のスレッドからアプリへレコードを登録する機能を紹介します。

例えば、営業部スペースがあり、スレッドにて上司と部下がやりとりをしているとします。

やりとりの中で、上司から「例の提案書を来週中に作成して欲しい。」といった依頼があった場合にスレッド上でのやりとりだけでは情報が流れてしまうため、作業依頼を忘れてしまうケースがあります。

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そんな時にスレッドから直接共有タスクアプリなどに連携できたら便利です。

スレッドのアクションを作成する

まずはスレッドのアクションを作成します。

分かりにくいのですが、コメントの下にある「いいね」や「返信」のところにマウスを持って行くとふわっと「アクション」という文言がでてきます。

クリックするとアクションの一覧がでてきますが、最初は何もないため「アクションを作成する」をクリックします。

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アクション作成画面が開きますので、コピーしたいアプリを選択します。ここでは「ToDo」アプリを選びます。

次にコメントのどの値をアプリのどのフィールドにコピーするかを選択しますが、ここでは簡単に「コメントの内容」を「詳細内容」フィールドにコピーするようにします。

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アクション機能を使ってみる

アクションを作成すると、「アクション」を押した時に作成したアクション名が表示されます。

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そして、アクション名を押すと別ウインドウでアプリ画面(今回で行くとToDoアプリ)が開き、コメントで入力した値がToDoの詳細内容フィールドにコピーされているのが分かります。

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後は担当者や期限日などを登録すれば共有タスクの完成です。

ちなみにスレッドのアクション機能はkintoneシステム管理画面から管理することもできます。

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例えば、今回はコメント内容のコピーだけを設定しましたが、コメント登録者を作業担当者、コメント登録日を作業開始日にするといった設定に変更することもできます。

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kintoneのスペース機能自体がなかなか有効活用されていないケースも多いですが、一度使い始めると簡単なコミュニケーションは十分にとれ、さらにスレッドのアクション機能を使うことでアプリ連携もできるため業務効率をアップさせることもできると思います。

是非一度お試し下さい。

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