フォームブリッジで申し込みから資料ダウンロードまで一括管理

サイボウズスタートアップス株式会社の「フォームブリッジ」の利用について度々Blogにしてきました。
弊社では月に1度開催されるセミナー申込みにサイボウズスタートアップス株式会社の「フォームクリエイター」を利用し、申込まれたデータについてはkintone(キントーン)に登録しています。
当日お越しいただく際に入館証をメールで別送信しているのですが、これが「フォームブリッジ」と「プリントクリエイター」を利用すれば、お客様自身に入館証をダウンロードいただくという運用に変えられそうです。

プリントクリエイターに入館証PDFを登録

まずはプリントクリエイターを設定します。
申込みいただいたお客様の情報やセミナー開催情報を入館証バーコードPDFに差し込むよう設定します。

プリントクリエイターを利用するとkintoneのフォーム情報を印字したいPDFファイルに差し込んで印字してくれるので、請求書や見積書などにも利用すると便利です。Wordの差込印刷を使ったこともあるのですが、プリントクリエイターはマウス操作で組み込みたい位置を決め、座標で細かく位置指定が出来るため、金額明細などの細かい項目を差し込むのも簡単です。もちろんラベル作成もサクサクできちゃいます。

フォームブリッジで申込みフォーム作成

次にフォームブリッジで申込みフォームを作成します。

申込みの完了画面の文言もダウンロード用に変更しておきます。

フォームブリッジとプリントクリエイターを連携

先に作っておいたプリントクリエイターをフォームブリッジに連携させます。
出力するプリントクリエイターのURLが必要ですのであらかじめコピーをしておきます。
下記の画面のようにkintoneのアプリを開き、出力する帳票名を選択後に「出力」ボタンを押下します。この時、表示された出力帳票画面のURLのことです。

プリントクリエイターと連携設定します。

さあ、フォームブリッジの設定を保存して試してみましょう。
申込みフォームから必要な情報を入力して、申し込みを完了すると・・・出ました!

でもボタン名は「出力」ではなく「ダウンロード」にしたい!
ボタン名の変更は「多言語化」の設定から実施するようです。

これでボタン名も「ダウンロード」になりました

複数の帳票をダウンロード可能

弊社のセミナーはハンズオン形式を取ることが多く、事前にセミナー環境のURLをお客様にお知らせできると、当日のログインもスムーズになります。
フォームブリッジで設定できる出力帳票は複数設定できるようですので、試してみました。

入館証とセミナーログイン情報の両方をダウンロードできるようになりました。

ダウンロードする帳票にも申込み情報が反映されています。

申込みから必要書類のダウンロードまでスムーズにできました。今まではお客様に申込みをしていただいて、その申込みされた情報を担当者がkintoneから拾って入館証のメールを再度送信していました。フォームブリッジを利用すれば、担当者が不在の場合や入館証のメール送信を忘れてしまったなどの心配も無くなります。

弊社では初回開発無料の定額39万円でkintoneアプリを開発する定額型開発サービス「システム39」を提供しております。kintoneの導入やアプリ開発でお困りな方は、お気軽にご相談ください。

またシステム39ではフォームブリッジの設定支援も行っています。Webフォームからの問い合わせ管理や申込み管理などシステム39でぜひご相談ください。

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