レコードの変更履歴から作成者・作成日時の確認が可能に【2021年2月アップデート機能】

kintone(キントーン)の2月のアップデートで、より便利に使える機能が増えましたのでご紹介したいと思います。

アップデート情報の詳細は下記kintoneサイトをご覧ください。
2021年2月版 主なアップデート

今回アップデートされた内容のうち、以下についてご紹介します。
レコードの変更履歴から作成者・作成日時の確認が可能に
モバイルでも「アプリの説明」が確認可能に
各プラグインの有効/無効の切り替えが可能に
アプリ一覧の「レコードの最終更新日」の情報がダウンロードしたCSVファイルに含まれるように
ファイル読み込み時も、アプリ一覧の「レコードの最終更新日」列が更新されるように
新機能の先行利用や適用延期が可能な設定ページ「アップデートオプション」を追加

弊社では初回開発無料の定額39万円でkintoneアプリを開発する定額型開発サービス「システム39」を提供しております。kintoneの導入やアプリ開発でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
*Webでの打ち合わせも可能です。

   kintoneのアプリ開発はこちら <相談無料>    

レコードの変更履歴から作成者・作成日時の確認が可能に

レコードの変更履歴から作成者・作成日時が確認できるようになりました。
今までは作成者・作成日時フィールドをあらかじめ配置しておく必要がありましたが、配置していなくても登録時の情報が確認できます。

【アップデート前】

【アップデート後】

モバイルでも表示されます。

モバイルでも「アプリの説明」が確認可能に

モバイル版に「アプリの説明」表示機能が追加されました。
今までは「アプリの説明」はPC版表示のみに表示されていましたが、モバイル利用者も確認できるようになりました。

1.アプリ名をタップします。

2.「このアプリの説明を表示」を選択します。

3.アプリの説明が表示されました。

各プラグインの有効/無効の切り替えが可能に

アプリ設定の「プラグイン」画面に、各プラグインの有効/無効を切り替えられる機能が追加されました。
今まではプラグインをいったん利用停止したい時、プラグイン自体に利用停止機能がない場合はプラグインをアプリから削除する必要がありました。

今回のアップデートにより、プラグイン設定は残したままでプラグインの動作を一時停止することができるようになりました。
問題発生時の切り分けとしてプラグインをOFFにしたい時などに役立ちます。

【アップデート前】

【アップデート後】

アプリ一覧の「レコードの最終更新日」の情報がダウンロードしたCSVファイルに含まれるように

今回のアップデートにより、ダウンロードしたCSVファイルに「レコードの最終更新日」の情報が含まれるようになりました。
レコードの最終更新日が古い順に並び替えて使用していないアプリを削除するなど、アプリの整理を行う際に便利です。

1.アプリの一覧を開き、「SCV形式でダウンロードする」をクリックします。

2.「レコードの最終更新日」の情報が含まれたCSVファイルがダウンロードできました。

ファイル読み込み時も、アプリ一覧の「レコードの最終更新日」列が更新されるように

1月版アップデートでアプリ一覧に「レコードの最終更新日」列が追加され、最後にレコードが追加・編集された日を確認できるようになりましたが、1月版時点ではファイル読み込みによるレコードの追加・編集は「レコードの最終更新日」の対象に含まれていませんでした。

今回のアップデートにより、ファイル読み込みによるレコード追加や更新作業も「レコードの最終更新日」列が更新されるようになり、他のアプリと同様に利用状況が把握できるようになりました。

※操作によってレコードの最終更新日が更新されるものとされないものがありますので、ご注意ください。
「レコードの最終更新日」列が更新される操作
・レコードの追加/編集
・APIの実行によるレコードの追加/編集
・ファイル読み込みによるレコードの追加/更新

「レコードの最終更新日」列が更新されない操作
・プロセス管理のステータスや作業者の変更
・コメントの書き込み
・レコードの削除
・動作テスト環境での操作

新機能の先行利用や適用延期が可能な設定ページ「アップデートオプション」を追加

新機能の先行利用や適用延期が可能な設定ページ「アップデートオプション」が追加されました。
一部の新機能は無効化・有効化の切り替えに対応し、この画面から設定の変更ができます。

【アップデートオプションで設定可能な内容】
新機能の無効化:リリースされた一部の新機能を無効化し、その新機能がリリースされる前の画面表示や動作を再現することが可能。
新機能の先行利用:今後リリースされる予定の新機能の一部を、先行して利用することが可能。
開発中の新機能:現在開発中の新機能の一部を、有効化することが可能

※新機能の性質に応じて、提供するアップデートオプションが異なります。
※この設定を利用できるのは、システム管理者のみです
※システム管理の「利用する機能の選択」画面から「旧機能の利用」および「開発中の機能」は削除されました。

「アップデートオプション」ページは、下記の手順で開けます。
kintoneシステム管理>その他>アップデートオプション

おわりに

今回のアップデートでは、「アップデートオプション」ページが追加され、新機能の先行利用や適用延期ができるようになりました。
弊社では、インストールするだけでkintoneを機能拡張させることができる追加プログラム「kintoneプラグイン」を提供していますが、アップデート前に新機能の先行利用機能を利用し、新機能がプラグイン動作に影響しないかなどを事前に確認するのにも役立ちそうです。
今後のkintoneアップデートも楽しみにしています!

弊社では初回開発無料の定額39万円でkintoneアプリを開発する定額型開発サービス「システム39」を提供しております。kintoneの導入やアプリ開発でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
*Webでの打ち合わせも可能です。

   kintoneのアプリ開発はこちら <相談無料>    

関連記事

同じカテゴリーの記事