速報！kintoneおばちゃんの
【 2025年６月 kintoneアップデート情報】　
代理承認・取下げが実現!!（プロセス管理）

こんにちは！ジョイゾーのkintoneおばちゃんです。
アップデート記事を担当しています。
６月アップデートの「プロセス管理の新機能」は、以前、キントマニアで【kintoneおばちゃんの早耳シリーズ】として一足早くご紹介させていただきました。ぜひ併せてご覧ください。
【kintoneおばちゃんの早耳シリーズ】
（開発中）プロセス管理「代理承認」「取り下げ」が可能に！！

今回の新機能は、プロセス管理利用者（管理者）にとっては「必須知識」と言っても過言ではないと思います。その理由を一緒に考察していただけましたら幸いです。

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▼ kintone ６月主なアップデート

プロセス管理
作業者以外のユーザーがステータスを変更できるプロセスを設定可能に！

その他のアップデート
cybozu.com共通管理画面ヘッダーのフロントエンド基盤の刷新！

まとめ

▶これまでのアップデート情報

プロセス管理：作業者以外のユーザーがステータスを変更できるプロセスを設定可能に！

▼いままでのプロセス管理
アクションを起こす当事者（作業者）にしか、プロセスを進めるボタンが表示されません（作業者＝承認者の場合、他の人が勝手に申請を承認することはできません）。
しかし、当事者（作業者）が不在（ボタンを押す人がいない）の場合、プロセスがそこで止まってしまいました。

▶そんな時どうする？
アプリ管理者に頼み込んで、「作業者を変更する」ボタンから作業者を「別の人」に変えてもらって、プロセスを進めていました。
もしくは、代理で承認する人を予め作業者（承認者）に設定したりしていました。

▶承認フローのルール
―「作業者を変更する」でいいんじゃない？
―最初から承認者を複数設定すればいいんじゃない？
それで本当にいいでしょうか？
「承認者Aさんが不在の場合は、代理承認者Bさんに承認してもらう」という明確なルール（規則）がある組織は少なくないと思います。そういったルールをシステムに反映できないのは残念なことでした。
（厳密な承認フローを要件とされるお客様に提案するには、正直躊躇がありました）

▶このアップデートによって変わる！？
この従来のプロセス管理の課題を、今回のアップデート「作業者以外のユーザーがステータスを変更できるプロセスを設定可能に！」で解決できるわけです。
そしてこの機能のおかげで、上記のような「代理承認」のフローだけでなく、いろいろなパターンのフローも作成できるようになりました（ご提案の幅も広がりますね）

▶「取り下げ」も可能に！
「あ！しまった！」が多い私が嬉しいのは「取り下げ」ができるようになったことです。プロセスを回した後にミスに気が付いた場合、承認者にプロセスの「差し戻し」をお願いして手を煩わせていました（いや、そんなにしょっちゅうではありませんけどね…）
これからは、コメントで「すみません！こちらいったん「取り下げ」させていただきます」と入れるだけで、自分でプロセスを戻せるようになりました（だからって「ミスをしてもよい」わけではありません。はい。）

▼「代理承認」や「取下げ」を反映するだけで下記のようなフローが完成しました。