待望のテーブルデータの読み込み機能が8月分アップデートで追加されました。

従来はテーブルデータの書き出しは可能でしたが、読み込みは不可でした。
そのため、CSVでのデータの移行などやテーブルデータを含むデータの一括登録には「cli-kintone」というコマンドラインツールを使うか個別でカスタマイズ開発を行う必要がありました。

kintone(キントーン)コマンドラインツールの活用方法
kintone(キントーン)コマンドラインツールを使ってデータ移行してみる!

今回のアップデートでテーブルデータの読み込み機能が追加されたことでコマンドラインツールなどを使わずに標準機能で他アプリからのデータ移行などが簡単にできるようになります。

例えば、社員名簿の管理などのように社員の配属履歴をテーブルで管理している場合、新入社員を迎える4月などは新入社員のデータをcsvで編集後にkintoneに一括登録出来れば多くの新入社員情報の登録が短時間で終了できます。

csvで編集する際、kintoneのテーブルデータである「配属・異動内容」の値が複数ある場合は値の数だけcsvのレコードを作成します。この時「レコードの開始行」という列を作成し、開始行にあたるレコードには*を入力します。この*が入力されているかいないかでテーブルデータの2行目以降が判断されます。

csvへの書き出しを行う際、kintoneでは1レコードの内容ですが、csvでは複数行に分かれて書き出されるので読み込む際も同じようにテーブル内の値だけ複数行作成しなくてはいけないということでしょう。

この時、開始行(*)にはすべての値を入力しますが、2行目以降のテーブルデータ以外の値は入力しなくても登録可能です。

あとは作ったcsvデータをkintoneに読み込むだけです。

ちゃんとテーブルデータも新規登録されています。

読み込めるのは新規登録だけなので要注意

今回のアップデートではテーブルを含むデータの新規登録のみで更新や削除は対応されていません。

試しにすでにテーブルデータを登録済みのレコードにcsvからテーブルデータ内の値を更新しようとしたところ「レコード番号」を一括更新のキーにした登録ができませんでした。

そのため、テーブルデータを含むレコードの新規登録とすでに登録済みのレコードの更新は同時にはできません。
新規登録用と更新用は別々のcsvファイルで作成する必要があるようです。

まとめ

csv編集のポイントはテーブルデータを含むデータの新規登録する時はcsv作成の際にレコードの開始行が分かるように*を入力することです。
テーブルデータが1件だけの場合もcsvデータに必ず*を入力するようにしてください。

・テーブルデータを含むcsvデータにはレコードの開始行に*を入力する
・テーブルデータを含むcsvデータの読み込みの際は一括更新のキーのチェックは外す
・既存のデータの更新によるcsvデータの読み込みの際はテーブルデータのフィールドとファイルの列は指定しない

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